南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社TODA
| 事業者名 | 株式会社TODA |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 広島市 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 90人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は自動車用検査治具の製造を主力とし、長年培った精度加工技術により構想提案から稼働までを手がけてきた。国内外の多くの自動車メーカーの開発に参画しており、豊富な手動測定の経験を持つ。
抱えていた課題
やったこと
広島大学工学部の助言を受け、自動測定検査治具の位置決めブロックが三方向に自動調整できる動きをシミュレーションした。強度と精度を維持するための材質と部品を選定し、データ入力で指定ポイントへ効率よく位置合わせできる構造を設計検討した。設計レイアウトのたたき台を作成し、それを基にマスターゲージを試作した。読み取り用のレーザーセンサーと三次元測定器を選定し、指定公差をPC上で管理できる専用ソフトを開発した。製品形状に合わせきれない部分は専用パーツの受け面で対応し、次世代自動測定検査治具を試作して製品測定を重ねた。
新しい製品・サービス:次世代自動測定検査治具(自動可動式の位置決め機構と汎用性のある自動測定機能を備えた検査治具)
手動式から自動可動式に変わったことで位置調整にかかる時間が大幅に短縮された。三次元測定器の利用により原点調整が容易になり、製品の良否判定の時間短縮に大きく貢献することが確認された。ヒューマンエラーの削減も期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
手動測定の経験とノウハウを活かし自動化へ挑んだ経緯が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。経営戦略上の位置付けは明記されていない。
海外自動車工場の立ち上げに伴う検査スピード需要と、自動車用検査具で国内外の評価を得ている強みが具体的に書かれている。
一品一様の製作による生産性の悪さという課題は示されているが、高付加価値化や成長に結びつく数値計画までは書かれていない。
位置調整時間の大幅短縮とあるが数値目標や賃上げ、付加価値向上の目標値は書かれていない。
従業員90人、広島大学工学部との協力体制、担当者の役職などが具体的に書かれている。
自動車メーカー向けの検査治具という顧客は示されるが、ニーズの裏付けや選ばれる理由の整理は薄い。
設計、試作、マスター治具、汎用化、量産化の段階と課題解決の経緯が順序立てて書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
自動検査治具は一般的な普及度が不明で、高付加価値化や高価格化を図るとの記述は限定的にしか読み取れない。
航空機・船舶産業への展開や海外拠点確立に触れるが、雇用創出や波及効果の数値は示されていない。
補助金額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は書かれておらず、時間短縮の定性的記述のみである。
三次元測定器やレーザーセンサーを用いた自動測定でイノベーションに触れるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
航空機や船舶など新分野への参入を視野に入れるとあるが、日本経済の構造転換への言及はない。
広島市の企業であることは分かるが、地域特性を活かした雇用や地域成長への貢献は具体的に書かれていない。
自動車メーカーに実機を見てもらい現場のニーズを聞き取るほか、汎用化とリードタイム短縮によるコスト削減を進め、海外工場設置も視野に入れる。さらに海外拠点の確立や航空機・船舶産業への参入も目指す。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
レーザー切断&ロボット溶接システムを導入し、外注していた架台の小部品を内製化した。
効果:1日当たり生産能力 4.5台/日→20台/日