曲面・鏡面用外観検査ロボットの標準化組み込みソフトの開発
多関節ロボットの先端に特殊光学ヘッドを搭載した外観検査ロボット「HS-IR100」を開発し、フィールドテストを経て製品化した。
株式会社サンワテクノス
| 事業者名 | 株式会社サンワテクノス |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 呉市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 64人 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 設立 | 1963年 |
当社は船舶用からプラント用まで、様々な配管の設計・製作を行っている。東日本大震災以降、国内の発電プラントの受注が見込めない状態となった。新興国での発電インフラ整備事業などの海外マーケットを視野に入れ、多様なクライアントのデータ形式に対応する必要があった。
抱えていた課題
やったこと
配管の3次元CADデータを取り込み、設計工程の効率化と品質向上を図るため、5つのソフトウェアを導入した。具体的には、クライアントから受け取ったデータから配管3Dモデルを作成する工程、配管詳細設計工程、パイプ支持設計工程の3つの設計工程に導入した。導入したソフトは、Bentley社のPlantSpace、AutoPIPE Advanced、Microstation、日本インターグラフ社のSmartPlant Spoolgen、SupportModelerである。入出力の接点は、クライアントからの配管設計の取込み、設計工程のソフトウェア間の連携、自社生産管理システムへの出力の3つとした。
| ソフト | PlantSpace |
|---|---|
| ソフト | AutoPIPE Advanced |
| ソフト | SmartPlant Spoolgen |
| ソフト | SupportModeler |
| ソフト | Microstation |
新しい製品・サービス:3次元CADを用いた柔軟で効率的な配管設計体制
配管3Dモデルの情報を流用することで図面作成時間を短縮し、スプールの図面や管理表もほぼ手を加えず出力できるようになった。パイプ支持設計では周辺の確認作業が不要となり、出力した2次元CADに材料リストが自動で含まれるようになった。その結果、設計時間は46%短縮、コストは27%削減、設計の不良率は約7分の1まで削減された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業からのスプール製造を柱とした成長や、一貫請負を目標とする記述はあるが、補助事業との関係を示す具体性は薄い。
国内発電プラント受注減を背景に海外市場を視野に入れ、2次元CADしか扱えない課題と大型プラント圧力配管の技術力を挙げている。
図面作成や設計の時間短縮、設計時間46%短縮、コスト27%削減、不良率約7分の1への削減と数値で成果が示されている。
設計時間を46%短縮、コストを27%削減、不良率を約7分の1に削減するという数値目標と実績が記載されている。
従業員64名、47年の実績、技術者が組立から溶接まで担当する体制がうかがえるが、補助事業の遂行体制は明記されていない。
多様なクライアントのデータ形式に対応することや大型プラント圧力配管の技術力を提供する点が明確に示されている。
データ読込みの効率化に取り組み中という今後の展望はあるが、具体的なスケジュールや遂行方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
3次元CADによる配管設計の効率化は示されるが、同分野での高付加価値化や高価格化の具体的記述はうかがえない。
海外の発電インフラ整備や新たな体制づくりに触れているが、雇用創出や波及効果の記述は乏しい。
設計時間46%短縮、コスト27%削減、不良率約7分の1と効果が数値で示されており費用対効果を読み取れる。
3次元CADと設計工程のソフト連携による効率化は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
海外マーケットや発電インフラへの進出を視野に入れる記述はあるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
広島県呉市の企業であることは書かれているが、地域の特性を活かした雇用や地域成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
ソフトウェア導入で設計工程は大きく改善したが、データの読み込みにはまだ効率化の余地がある。データの読み込みを支援する独自のソフトを開発しており、設計時間のさらなる短縮に取り組んでいる。今後は配管のルート計画設計から現地の組み立てまで一貫して請け負うことを目標に、設計工程の継続強化と現地での組み立て作業の受注獲得を目指している。
多関節ロボットの先端に特殊光学ヘッドを搭載した外観検査ロボット「HS-IR100」を開発し、フィールドテストを経て製品化した。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個