金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
有限会社森板金製作所
| 事業者名 | 有限会社森板金製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 萩市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
当社は工作機械・産業用ロボット・半導体製造装置向けの多品種・少量・精密板金加工を得意とし、技術力や即納体制に県内外から定評がある。半導体製造装置の板金部品市場は年間約20億円とされ、部品供給企業のほとんどは国内企業である。当社はこの競合企業の中で最小クラスの規模に分類される。
抱えていた課題
やったこと
薄板精密溶接に対応するため、フィラーワイヤーを用いない共付け溶接をロボットで実現するシステムを開発した。取組みは3つで、一つ目は異なる材質や溶接条件ごとに熟練工が取る最適な溶接ギャップ(2方向)を収集してデータベース化し、ロボットに教示する仕組みである。二つ目は溶接機と被溶接物の最適ギャップに不整合が生じたとき、ロボットが方向を補正する機能の実現である。三つ目は、作業員が目視でロボットを操作して溶接ラインを教示し、そのラインの位置(XY方向)をロボットに入力するティーチング技術の開発である。ここでは溶接機に赤色レーザーを取り付け、焦点を見ながら溶接ラインをトレースしやすくし、目視用レーザー位置から実際の溶接位置へ溶接機の位置を変換して作業を行う。
新しい製品・サービス:業界初の薄板精密溶接ロボットシステム
業界で初めて薄板へのロボット溶接が可能となり、美観や外観を重視する薄板精密板金分野への応用が実現した。これにより人件費の削減、製品の量産化、納期の短縮、品質の安定化が実現した。また熟練工の溶接技術をロボットに入力できたため、ロボット操作ができれば比較的経験の浅い作業員でも熟練工と同程度の作業が可能となり、他の作業員も熟練工の技術を応用できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
精密板金の多品種少量加工を得意とする事業の延長で、溶接ロボット開発を課題解決として位置付けている。過去の取組との一貫性は文中で明示されていない。
業界初の薄板ロボット溶接を実現し、熟練工の技術をロボットに移植したことで、競合に対する強力な優位性を得たと述べている。
熟練工依存による人件費高止まりと量産化・品質安定の課題を認識し、ロボット溶接で解決して高付加価値・高品位製品へ展開する計画としている。
人件費削減や納期短縮を成果として挙げているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数値は示されていない。
全社員の約8割が2級工場板金技能士を取得し、少数精鋭のスタッフと豊富な設備を有すると記載されており、遂行体制が整っている。
半導体製造装置向け板金部品の市場は年間約20億円とされ、美観重視の薄板溶接ニーズに応える点で顧客と選ばれる理由が整理されている。
開発の3つの取組(教示データ収集、ギャップ補正、ティーチング技術)を段階的に示し、課題解決の方法が具体的に説明されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来は不可能とされた薄板精密溶接のロボット化を業界で初めて実現し、同分野で高付加価値・高品位の製品展開を目指している。
熟練工の技術をロボットで再現し、経験の浅い作業員でも対応可能になったことで、雇用や人材育成の裾野が広がると読み取れる。
人件費削減、量産化、納期短縮、品質安定化が実現したと述べるが、投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
レーザーによるトレースや熟練工の溶接データのロボットへの移植など、先端技術で業界全体の製造方式に影響を与える取組となっている。
半導体製造装置という成長分野の精密板金部品に進出し、製造の自動化で国内供給力の強化に資する取組である。
山口県萩市の企業として県内外から定評があると記載されるが、地域の雇用創出や地域経済成長への波及は具体的に述べられていない。
高付加価値で高品位な製品を安定供給することで、会社規模に左右されない新たな競争を展開し、業界でのさらなるシェア拡大を見込んでいる。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
厚物用1本針ミシンをベースに、1本針と2本針を切り替えるスイッチ機能と送り機能などを改造した特別仕様のミシンを開発した。
効果:溶着幅 25mm→40mm
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。