シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
伸興電線株式会社
| 事業者名 | 伸興電線株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 さぬき市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 高機能化学合成 |
主力は電話用ケーブル、LAN用ケーブル、通信用ケーブル、同軸ケーブルなどの製造販売で、通信ケーブルでは光ケーブルも製造している。原料から製品までの一貫した生産設備を持ち、ISO9001に基づく品質管理の下で高品質な製品をつくっている。センサの需要は高まっており、市場規模は2011年の1兆8280億円から2020年には5兆8661億円に拡大すると予測されている。
抱えていた課題
やったこと
各種メーカーから多くの機械設備を選定して購入・設置し、それらを使って三つの試作品を開発した。大型構造物向けの光ファイバセンサ(加速度・圧力センサ)は、構造・計測範囲・防水性の設計、センサ書込みとセンサ貼付技術の条件確立、振動・衝撃・耐久性の試験の順で行った。載荷すると波長が短波長側にシフトし、除荷すると元に戻ることを確認し、大型構造物に対応した周波数の加速度と高精度な圧力が測定できることを確かめた。航空機向けの光ファイバセンサ(ひずみセンサ)は、特性・寸法・構造の設計から、センサ書込み、コーティング、取付けの条件確立、評価まで行い、スペクトル特性を測定して顧客が求める高速センシングができることを確認した。医療向けの光ファイバセンサ(温度・圧力センサ)は、設計、試作、電気センサとの比較評価、製造条件の確立の順で行い、導入した機械で温度測定ができることを確かめた。
新しい製品・サービス:光ファイバセンサ(大型構造物向け・航空機向け・医療向け)
航空機向け光ファイバセンサは開発を完了し、ユーザーへの納品を進めている段階で、今後は量産化に向けた体制づくりを進める。量産化と低コスト化は、本事業で導入したコーティング機によって実現する見込みである。大型構造物向けと医療向けのセンサは、ユーザーが希望する仕様で開発できることが明確になったため、今後商品化を進める。売上規模は、大型構造物向けが30億円、航空機向けが100億円、医療向けが30億円を計画している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
電線・ケーブル製造の既存事業から光ファイバセンサへ展開し、基礎研究や市場調査を続けて商品化へ進めた経緯が書かれ、一貫性がある。
電気センサの電磁誘導・耐久性の弱点に対し、光ファイバ方式で錆びへの強さや高精度を実現し、従来測定できなかった市場を開拓する方針。
電気センサの課題を明確にし、航空機向けは量産化・低コスト化、3製品で売上計画合計160億円と具体的な成長計画がある。
各製品の売上規模目標(30億円・100億円・30億円)は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載がない。
各種メーカーから機械設備を選定・導入し、試作品開発を実施。申請書作成は県の中央会の支援を受けている。
ユーザーの求める高速センシングや高精度、ノイズを受けない特性などニーズを整理し、大手建設・航空機・医療機器メーカーを顧客として想定している。
各製品で設計から試作、評価、製造条件確立までの順序が示され、航空機向けは納品段階、他は商品化へ進める計画が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
センサ市場が2011年の1兆8280億円から2020年に5兆8661億円へ拡大と予測され、電気センサでは測定できない分野への進出を図る。
大型構造物(橋梁・道路)や航空機、医療のヘルスモニタリングという社会インフラや安全に関わる課題の解決に資するとされる。
公開情報では判断できません。
光ファイバを用いた新しいセンサ技術で、従来の電気センサでは測定できなかった分野を開拓し、センサ市場全体の底上げに貢献するとしている。
センサ市場の急拡大を背景に、航空機・医療・大型構造物分野へ進出し、新たな成長分野で事業を展開する方針が示されている。
公開情報では判断できません。
センサ需要の高まりを背景に、従来の電気センサでは測定できなかった市場を開拓し、センサ市場全体の底上げを図る。同社の売上目標も引き上げながら、市場拡大に貢献していく。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
数ミクロンレベルの精度が要求される加工に対応するため、暖機運転や補正に頼らず絶対的な精度を保てる立形マシニングセンタを導入した。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。