多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社TECH21
| 事業者名 | 株式会社TECH21 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 西条市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2010年 |
当社は半導体製造装置用の部品製造企業の下請けとして、真空・切削加工技術を活かし受注生産で部品を製造している。円高の時期には中国等の海外メーカーへ製造を委託する傾向があったが、近年は品質面の課題と円安基調から国内メーカーへ製造を要請する動きが出てきている。
抱えていた課題
やったこと
3軸切削機能に加えてミーリングチャック等の付加機能を備えた立型マシニングセンタを導入し、従来の2軸切削と組み合わせて旋盤とマシニングの工程を効率化した。対話式の加工用ソフトを搭載した設備を導入し、経験を問わず加工設定ができるようにした。従来の技術を継承したまま品質を保ち、時間短縮を含む業務効率化を図った。最終工程の手作業による溝の磨きが残る課題があるため、今後は機械導入による自動化を進める計画である。
対話式ソフトの導入により経験を問わず加工設定ができ、工数が削減された。3軸切削機能を備えた設備の導入で金属加工の生産性が向上し、加工時間は約半分に短縮された。従来の技術を保ったまま品質が維持でき、半導体メーカーの厳しい要求に応える生産体制が整った。経験によらず高い技術力で品質を維持できる体制を構築でき、生産力と対外競争力も高まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
先代からの真空・切削加工技術を活かし受注生産を手掛けてきたと書かれ、為替を踏まえた国内回帰への転機として位置づけられている。
円高・円安や海外委託の動き、品質課題を外部環境として挙げ、国内回帰の流れを捉えている。ただ競争優位の具体的な根拠は示されていない。
品質・価格・スピードの課題を整理し、3軸切削の導入で加工時間が約半分になったと具体的な効果が示されている。
加工時間が約半分になったという数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、目標設定が不明確。
従業員7名で社員の技術資格取得を奨励すると書かれるが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は薄い。
半導体メーカーからの厳しい要求に応えると書かれ、顧客は示されるが、ニーズの裏付けや選ばれる理由は具体性が薄い。
ヘール加工の自動化を次の課題として挙げ、取り組む方針は示されているが、スケジュールや解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
真空部品の高精度加工で希少価値の高い技術と述べられるが、市場内の普及度や高価格化の数値的根拠は示されていない。
半導体製造装置部品の国内生産回帰に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明示されていない。
加工時間が約半分になった効果は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果は書かれていない。
対話式加工ソフトやコンピュータ化を進めたとあるが、サプライチェーンへの貢献の記述は限定的。
半導体製造装置部品という成長分野の製造に関わるとうかがえるが、日本経済の構造転換に資する点は明示されていない。
愛媛県西条市の企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用や経済成長への言及はほぼない。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
内面研削工程に、従来の内径研磨盤に代えてNC内面研削盤を導入した。
効果:加工時間 48秒/本→40秒/本
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。