多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
愛媛果汁食品株式会社
成果使用電気料金を平均で約8.6%削減した(目標15%には届かず)。
| 事業者名 | 愛媛果汁食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 新居浜市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1963年 |
国産農産物加工品(果実・野菜加工品)を主に製菓・製パン市場に製造販売している。原料の冷凍保管は加工品製造に欠かせないが、近年の電気料金高騰が経営を圧迫している。業務用食材・外食産業などの市場からオファーが増える一方、作柄の影響を受けない安定供給と多品種短納期化が課題になっていた。
抱えていた課題
やったこと
省エネ効果が高く冷凍効率のよい高機能冷凍システムを導入し、テスト運転の後に本格稼働させた。品質経時テストと生産性検証を行い、新商品の開発を進めた。その結果、国産レモン関連商品3種を市場に投入した。
| その他 | 高機能冷凍システム |
|---|
新しい製品・サービス:国産レモン関連商品3種
使用電気料金は平均で約8.6%下がった。目標の15%には届かなかったが、電気料金の値上げや消費税増税を考えれば充分な成果と判断している。柑橘類の歩留まり率は従来の40〜50%程度から55〜67.5%へ向上し、事業開始後入荷のレモンでは67.5%に達した。500kg程度の受注で約1日の短納期化も実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性は読めないが、原料冷凍保管の課題解決と販路拡大を経営課題として明示している。
増加する業務用食材・外食市場からのオファーへの対応や産地限定食材の優位性に触れているが、自社の強み弱みの分析は薄い。
電気料金高騰や歩留まり低下など課題を整理し、高機能冷凍システムで解決する流れが具体的に書かれている。
電気料金を平均約8.6%削減、歩留まり率を40〜50%から55〜67.5%へ向上、5年後の新商品売上3,500万円と数値目標が示されている。
テスト運転や品質経時テストの実施は書かれているが、体制や人材、事務処理能力についての記述はわずかである。
業務用食材や外食産業のニーズ、産地限定食材という優位性は触れられているが、顧客ターゲットの整理は具体性が薄い。
テスト運転後に本格稼働し、品質・生産性検証と新商品開発を行った経過は書かれているが、中長期のスケジュールは限定的である。
公開されている事例からは読み取れません。
国産レモン関連商品3種を投入し、瀬戸内レモンの産地限定食材として高付加価値化を図る方針が書かれている。
地域の柑橘を活かす点にわずかに触れるのみで、経済波及効果や雇用創出についての記述は見当たらない。
投入した補助金額は書かれていないが、電気料金削減率や歩留まり改善など具体的な効果が示されている。
冷凍技術による新製品開発は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
四国の特産品を原料とした加工を行い、地域の柑橘を活かす事業であることは読み取れるが、雇用や地域成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高機能冷凍システムは継続利用し、追加開発を進めて早期に新商品を市場投入する方針である。5年後に新商品の売上3,500万円を確保し、ブランド化を図る計画である。原材料の安定確保が今後の課題である。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃