価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
筑後染織協同組合
成果一日の染色能力 10kg/日→20kg/日
| 事業者名 | 筑後染織協同組合 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 筑後市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 46人 |
| 資本金 | 1.292億円 |
当地域は江戸時代から綿織物が盛んで、糸の段階ではなく反物の段階で染色する広幅織物が特徴である。現在は量産性とコストの面から化学染料の使用が主流となっている。一方で、取引先から環境にやさしい染色への要望が出てきた。天然藍は和のテイストや素朴さからニーズがあるため、天然藍による藍染めの量産化に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
藍染色槽と自動化設備(巻取り装置、自動染色装置)を試作した。インド藍、琉球藍、伊達藍の9種類の天然藍染料と合成藍染料インジゴ染料を比較する染色試験を行い、染色槽と自動化設備の評価試験も実施した。染色物の色性品質を評価した。その評価をもとに巻取り装置と自動染色装置を改良重ね、自動化の目途をつけた。生産コストや作業性を考慮し、主に使用する天然藍染料をインド藍に決定した。
新しい製品・サービス:天然藍による藍染めの広幅織物
自動化により一日の染色能力が従来の約2倍の20kg/日程度になり、生産性が約2倍に向上した。加工賃は2,000円〜3,000円/kgとなり、改善前に比べ25%〜50%低減した。その結果、価格を下げた低価格の商品を提供でき、消費者が購入しやすい価格になった。取引先から要望のあった環境にやさしい天然藍染めの広幅織物を提供できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
当地域は江戸時代から綿織物が盛んで広幅織りが特徴とあるが、自社の過去の取組から天然藍への流れが連続しているかは書かれていない。
取引先から環境にやさしい染色の要望があり、天然藍の和のテイストにニーズがあると書かれているが、競争優位の根拠は示されていない。
手作業で日10kg・加工賃4,000円/kgという課題を示し、自動化で日20kg程度、加工賃2,000~3,000円/kgへという解決を数字で示している。
生産性2倍、加工賃25~50%低減という数値が示されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員数46人の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や担当の役割は具体的に書かれていない。
取引先の環境配慮の要望、天然藍の和のテイスト、価格を下げて購入しやすくする点、アパレル製造元への供給展開が書かれている。
藍染色槽・自動化設備の試作、染色試験、改良と評価の流れは書かれているが、実施時期や工程ごとのスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
化学染料が主流の中で天然藍による量産染色を実現したと書かれており、ジャンルの普及度は低いと読み取れるが、数値の根拠は乏しい。
地域の綿織物産地での取組と環境ニーズへの対応はうかがえるが、雇用創出や波及効果の記載は薄い。
生産性2倍と加工賃の低減率は示されているが、補助金の投入額や費用対効果の比率は書かれていない。
機械による自動化は書かれているが、デジタル技術や新しいビジネスモデルの活用は読み取れない。
環境配慮の需要に応える方向性はうかがえるが、成長分野への進出や構造転換との関係は明示されていない。
当地域は江戸時代から綿織物が盛んで広幅織りが特徴と書かれ、地域の産地を活かした事業とわかるが、雇用や地域成長への言及は薄い。
天然藍による藍染めの量産化が可能になり、一日当たり生産量の倍増と生産コストの半減により量産性を確立できた。今後はアパレル製造元への供給を展開する予定である。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
外径160ミリ、導体径0.8ミリのエナメル線で、巻線層数26層、巻数1,404回のコイル製作に成功した。
効果:巻線作業の工数 20分→5分
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週