特殊ストレッチ織物等の効率的な製織技術の開発
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
日研カシマ株式会社
| 事業者名 | 日研カシマ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 佐賀県鹿島市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 資本金 | 5,000万円 |
遮熱塗装は塗装市場全体が縮小する中で唯一伸長を続けている分野である。日本塗料工業会の集計では、2011年の市場規模は塗料出荷量ベースで11,000t、金額ベースで100億円を超え、7年前に比べ約7倍になっている。本事業で生産強化を目指す有害物質不使用の遮熱顔料は、遮熱塗料製品中に約10%〜30%含まれており、遮熱塗料と同様に伸びている。さらに東日本大震災後の節電対策の高まりも後押しとなり、今後も出荷量・出荷金額の拡大が予想されている。
抱えていた課題
やったこと
鉛・クロムなどを使用しない複合酸化物系顔料の原料調合を用い、遮熱性能を保つ焼成を目指した。弊社試験設備で各種顔料の試作を重ね、データを蓄積した。その上で、焼成温度領域管理と焼成雰囲気ガス管理の技術を高めた小LOT対応型バッチ式シャトル焼成炉を導入した。大量生産型の連続トンネル炉ではなく小ロット対応の炉を選び、設備の一部を独自に改造して焼成効率の最適点を探った。
新しい製品・サービス:有害物質不使用の遮熱顔料(塗装用新素材顔料)
小LOT対応のバッチ式シャトル焼成炉の導入により、焼成工程の生産効率が上がり、低価格を実現できる見込みである。製品の受託加工費は従来の一般焼成受託加工費に比べ価格優位性を持ち、生産量の増加と収益性の向上が見込まれる。大量生産型の海外メーカーには対応できない、顧客ごとのきめ細かなニーズに応える体制が構築される。焼成受託生産プロセスの強化は、収益性の向上と地域経済・地域雇用への貢献につながると考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去の取組として試作やデータ蓄積、試験設備の活用が書かれているが、経営戦略上の位置づけは明確に述べられていない。
海外大量生産メーカーに対し小LOT・顧客ニーズ対応で差別化する方針が書かれているが、自社の経営資源の強み・弱みの分析は具体的でない。
課題として焼成効率と低価格化、顧客対応の必要性が示されているが、事業計画の数値的な実効性は限定的に読める。
年間2000万円〜3000万円の売上見込みと受託加工費の10%〜20%程度の価格優位性が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値はない。
体制としての人材や事務処理能力の記載はなく、設備導入と顧客対応体制の構築が述べられるのみである。
有害物質不使用で遮熱効果を持つ顔料という価値、遮熱塗料市場の伸長、小LOT対応による顧客ニーズ対応など、選ばれる理由が整理されている。
今後の機能向上や市場成熟への対応は述べられているが、スケジュールや課題解決の方法は具体的に示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
遮熱塗料は塗装市場で唯一伸長し、市場規模が約7倍になったと数字で示され、有害物質不使用の高機能顔料として位置づけられている。
省エネルギーや有害物質削減という社会的要請、地域経済と地域雇用への貢献が述べられているが、波及効果の定量的な根拠は薄い。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されず、売上見込みと価格優位性のみがうかがえる。
先端デジタル技術の活用は書かれていないが、新素材顔料による低環境負荷化とサプライチェーンへの寄与がわずかにうかがえる。
低環境負荷社会や省エネ・温暖化対策という国の政策方向に沿う分野への進出が述べられているが、構造転換への言及は限定的である。
地域経済と地域雇用への貢献が述べられているが、佐賀県鹿島市の地域特性を活かした具体的な記述は少ない。
本事業で事業化を目指す市場における売上・収益は、年間2000万円〜3000万円を見込んでいる。
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
温間伸線装置の試作開発として伸線機を改造し、高強度且つ非磁性ステンレス鋼線(細線)を作れるようにした。
効果:加工率に対する磁性変態の発生 30%→70%
軽量化のため、通常は鋳物(鉄)を使う本体にアルミ材を用いた。