コジェネ、省エネ給湯器向け高精度、薄肉、極小曲げステンレスパイプの試作開発
新たにCNCパイプベンダーと画像寸法測定器を導入し、ステンレスパイプの開発を進めた。
効果:不良率(従来比) 1倍→0.1倍
湯川王冠株式会社
成果部品点数 3個→1個
| 事業者名 | 湯川王冠株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1951年 |
水配管部品はビルの空調用の水配管に使われ、通常は内壁と外壁の間に設置される。そのため設置後のメンテナンスが困難で、溶接部に高い信頼性が求められる。現在は主にA社から継続受注している。
抱えていた課題
やったこと
新型のスピニングマシンを導入し、鋼管の一部を縮径加工してレジューサ形状に成型するレジューサー体型配管部品を開発した。開発対象は水配管部品の受注実績で最も受注量の多い形状を選んだ。マシンの仕様は水配管部品に加え、JIS G3459の配管用ステンレス鋼管の寸法表に記載されている寸法範囲のパイプを加工できるものとした。マシンは製作メーカーに発注し、納入後に水配管部品と今後必要となる2種類の形状を加えた計3種類の試作を行った。
新しい製品・サービス:溶接部のないレジューサー体型の水配管部品(スピニングマシンによる縮径加工で成型)
溶接個所がなくなるため水漏れや油漏れのリスクが大幅に低減する。レジューサが不要になり部品点数と溶接工数も減るため、コストと信頼性の両面で他社と差別化できると見込まれる。スピニング加工を新たな事業分野にも活用でき、既存市場の維持と新規市場の開拓による売上拡大が期待される。初売り上げは26年度中を目標としていたが、すでに受注があり販売を開始している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の水配管部品の受注を背景に、固有技術のスピニング加工を活用した新製品を開発し、受注拡大を図る計画で、既存事業との一貫性がある。
溶接部がなく信頼性が高い点と、部品点数3個から1個・30%以上のコスト低減を強みとして差別化する計画で、競争優位性が明確。
溶接工程と部品点数の削減で30%以上のコスト低減を見込み、既存客先への販売開始と新規顧客への10%低価格戦略で売上向上を図る実効性の高い計画。
30%以上のコスト低減と10%の低価格戦略、売上向上を目標に掲げ、初売上も26年度中の目標に対しすでに受注があると記載されている。
従業員40人の会社で、試作・評価、スピニングマシンの仕様作成と製作メーカーへの発注まで段階的に実施しており、遂行体制は確認できる。
ビル空調配管で設置後のメンテナンスが困難なため溶接部の信頼性が求められるという顧客ニーズを整理し、そこに応える点を選ばれる理由としている。
試作で一形状に割れが発生した課題を認識し、加工方法の工夫を今後の課題として挙げ、商品化へ向けた段階的な進め方を示している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
縮径加工による溶接無しのレジューサー一体型配管は、一般に普及していない製品として新規性があると読み取れる。
新型装置は他製品にも対応でき、新規市場開拓や大型回転機・船用配管への販路拡大を通じた需要創出が見込まれる。
部品点数を3個から1個に減らし、30%以上のコスト低減を見込むなど、投資に対する効果の方向性は示されている。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
佐世保の地域事業者として地域特性を活かす記述は乏しく、雇用創出や地域経済成長への言及も薄い。
商品化に向けた開発スピードを上げ、初売り上げは26年度中を目標としていたがすでに受注があり販売を開始している。目標売上の達成に向けて品質の高い製品を目指したい。
新たにCNCパイプベンダーと画像寸法測定器を導入し、ステンレスパイプの開発を進めた。
効果:不良率(従来比) 1倍→0.1倍
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
高精度測定機「CNC形状・寸法測定機」を新規に導入した。
効果:不良率 15%→0%