画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社マキシンコー
成果ウォームの仕上げ研削時間 4h→0.9h
| 事業者名 | 株式会社マキシンコー |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 200人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1940年 |
昭和15年の創業以来、歯車に関係する事業を堅実に展開しており、現在はウォーム減速機、スクリュージャッキ及びギアードモーター等を主力製品として製造している。これらの製品は機械要素部品として用途範囲が広く、回転寿司のコンベアやパラボラアンテナ駆動部など一般産業界以外でも使用されている。近年はエレベーター等で使用されるウォーム減速機について、低振動、低騒音及び高伝導効率化への顧客要求が一段と高まっている。
抱えていた課題
やったこと
CNC歯車試験機を導入し、歯面形状を自動的に数値評価できる歯車形状計測システムを構築した。測定精度は0.1μmの最小測定値を実現し、検査成績表から要求されるウォーム諸元との誤差を確認できるようにした。既設のCNCウォーム研削盤と融合させ、計測された形状測定データを研削盤の加工条件設定に用いて、再度の修正データによる仕上げ研削を行う体制とした。当社で製造するMA80-50型を対象に、歯形誤差と歯すじ誤差の測定データを「歯車試験機 ウォーム測定データベース」のフォーマットにデータベース化した。
| 検査測定 | CNC歯車試験機 |
|---|
新しい製品・サービス:低振動・低騒音な高精度ウォームギヤ
CNC歯車試験機と既設CNCウォーム研削盤の融合により、0.9hで最良の歯面形状のウォームを製作できるようになり、年間1,040千円の加工費用を削減できた。製作したウォームギヤの歯当り割合は歯すじ方向35%以上、歯たけ方向30%以上を確保し、JGMA1002-01で規定するB区分のウォームギヤを品質のばらつきなく継続的に製作できるようになった。歯形誤差・歯すじ誤差のデータベース化により、今後他機種にも展開して高品質なウォームギヤを継続的に製作できる基盤が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の歯車事業の展開と、ウォーム減速機などの主力製品が記載されている。過去の取組との連続性は読めるが、経営戦略上の位置づけの説明は具体性が薄い。
顧客の低振動・低騒音・高伝導効率への要求、20万種類超の製品、海外代理店網などの強みが具体的に書かれている。
歯当り評価の目視依存という課題を明示し、研削時間を4~8hから0.9hへ削減、年間1,040千円の加工費削減という数値が示されている。
最小測定値0.1μm、研削時間の削減目標1~4hに対し実績0.9h、歯当り割合35%以上など数値目標と達成結果が示されている。
担当体制や人材、事務処理能力についての記述は見当たらず、職人の技術力に触れる程度にとどまる。
エレベーター向けジャッキの低騒音・低振動要求など、顧客ニーズと製品の価値が具体的に書かれている。
課題A~Dごとに解決方法が示されているが、中長期スケジュールや検証の全体計画の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ウォームギヤの高精度化、歯当り数値化の標準化を目指す点は読めるが、高付加価値化の水準や市場の普及度は具体性が薄い。
JGMA規格の数値化による標準化で日本の優位性を発揮できると記載され、業界への波及効果が具体的に述べられている。
年間1,040千円の加工費削減や研削時間の大幅短縮など、投資に対する効果が数値で示されている。
CNC歯車試験機とCNCウォーム研削盤の融合やデータベース化は読めるが、サプライチェーンへの波及は具体的に書かれていない。
標準化ビジネスへの経済産業省の支援に触れるが、日本経済の構造転換との関係は直接書かれていない。
地域の特性や地域雇用への言及は見当たらず、わずかに営業所開設や海外展開がうかがえる程度である。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高精度かつ高効率な大量生産体制が確立すれば、減速機やジャッキの需要増加と品質向上要求に対応できる。エレベーター向けジャッキでは具体的に量産が開始される予定であり、騒音や振動への高い要求に本成果で対応していく。また、歯当たりの規格を数値化して標準化できれば、業界でリーダーシップを発揮できると期待している。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%