CAD/CAMシステムの顧客との統一化と生産管理システム導入により、生産リードタイムを大幅に短縮し、受注と収益を拡大する計画
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週
有限会社猪口鉄工所
| 事業者名 | 有限会社猪口鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 高機能化学合成 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1981年 |
宇宙開発事業は世界中で研究が進み、宇宙機器分野は飛躍を遂げている。宇宙機器にはより精密さが求められる小さな部品があり、ロケットや科学探査機は宇宙空間で修理や交換ができないため、地球上とは異なる過酷な環境に耐える精密さが必要とされる。図面との寸法誤差はわずか0.001mmしか許されない厳しい世界である。
抱えていた課題
やったこと
三次元CAD・CAMシステムを導入し、精密かつ難削材部品の一体構造化加工に対応できるようにした。これまで外注していた加工プログラムを自社で扱えるようにし、納期遅れのリスクを減らした。加工素材量を少なくすることで、貴重な高合金鋼資源の節約にもつなげた。工期や納期の短縮、精度の向上を目指し、宇宙機器分野での競争力を磨いていく。
コンピュータ制御により加工面が美しく仕上がるようになった。これまで機械加工後に手仕上げが必要だったが、機械加工だけで十分な精度が得られるようになった。宇宙機器はプロジェクト進行中に改良が継続的に行われるため、部品形状の変更要求に素早く応えられるようになり、工期短縮も期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
従来ソフトの限界を手作業で補ってきた経緯があり、宇宙機器分野での競争力強化を掲げているが、過去の取組との連続性は詳しく書かれていない。
宇宙機器分野での競争力強化を掲げているが、市場動向や自社の強み・弱みの具体的な分析は書かれていない。
不具合の手作業対応、作業時間のロス、技術者への依存という課題を認識し、CAD/CAM導入で解決を図る流れが示されている。
工期や納期の短縮、精度向上を目指すとあるが、付加価値や賃上げの数値目標は書かれていない。
熟練技術者への依存が課題とされているが、補助事業を遂行する人材配置や体制の具体的な記述はない。
宇宙機器向けの小型部品で、曲面や複雑形状に対応できない顧客ニーズが多いことが示されている。
形状変更への迅速な対応や工期短縮が求められる点は示されるが、遂行スケジュールや手順の記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
宇宙機器部品で0.001mm単位の精度や難削材の一体構造化加工に取り組む、高付加価値な領域であることがうかがえる。
宇宙機器分野の競争力強化を掲げるが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は書かれていない。
コストダウンや精度向上を挙げているが、補助金額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
3次元CAD・CAMによるコンピュータ制御加工と、外注削減による内製化が示されているが、業界全体への貢献は書かれていない。
宇宙開発という成長分野への進出を図っているが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
地域の特性を活かした事業との記述はなく、所在地の表記があるのみである。
工期短縮を活用して受注を確保し、宇宙機器分野での競争力を強化していきたい。
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週
生産工程を改善するため、高性能の研磨設備を2台導入し、消耗品・部品を共通化するとともに、1台に不具合が生じても生産に影響が出ないようにした。
効果:塗装の乾燥時間 2日→0.67日
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個