シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
株式会社熊防メタル
成果光沢を維持できる膜厚 1μm→3μm
| 事業者名 | 株式会社熊防メタル |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 熊本市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | めっき |
| 従業員数 | 103人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2001年 |
半導体メーカー向けの供給を視野に、赤外線反射部品や赤外線ヒーターの反射板に多く使われる光沢金めっき技術の開発を進めていた。従来のめっきは膜厚1μmで光沢がなくなり、反射用途に十分な性能が得にくい状況だった。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助金を活用し、金めっき条件、特に攪拌条件に着目した金めっき装置を設計・作成した。めっき液の選定や成分濃度、温度、電流値などの条件を変えながら、光沢や反射の違いを測定し、最も良い品質が出る条件を解析した。試作開発とテストを重ね、3μmの膜厚でも反射効率が高く光沢のある金めっき技術を確立した。
新しい製品・サービス:厚付けでも光沢と高い近赤外線反射率を持つ純金めっき皮膜の技術。
3μm以上の厚膜でも良好な光沢外観の金めっき皮膜を実現し、事業目標を達成した。温度や電流値のずれに対する管理幅も広く、安定した品質でのめっき処理が可能になった。厚付けにより下地金属の拡散バリア性が高まり、半導体プロセスにおける重金属汚染を抑えられる。高い近赤外線反射率を持つため、赤外線反射板などの用途にも適する。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
従来の金めっきで光沢が得られない3μmの膜厚を実現し、半導体や赤外線反射板向けに展開する点は読み取れるが、過去の取組との一貫性は書かれていない。
従来品は1μmで光沢が消えるが今回は3μmで光沢を維持し、反射効率も高いと具体的な数値で競争優位性が示されている。
半導体市場での導入実績はまだないと記載があり、課題認識や事業計画の実効性は具体的に読み取れない。
事業目標として3μmで光沢を維持する技術の確立を掲げ、達成できたと記載されている。付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
厚付けで光沢と近赤外線反射率が得られる点、拡散バリア性による重金属汚染抑制など製品の価値と用途が整理されている。
今後は半導体製造装置向けに市場での導入実績を作る方針と展示会からの引き合いが述べられているが、スケジュールや方法は具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来では光沢が得られない3μm以上の厚膜で良好な光沢を実現し、同分野で高水準の性能を示していると読み取れる。
半導体製造や赤外線ヒーター関連の市場が大きいと述べられるが、雇用創出や波及効果の定量的な記載は乏しい。
補助金額や付加価値額の増加など費用対効果を示す数値は書かれておらず、わずかに推測できる程度。
新たな市場での広がりへの期待は述べられているが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
半導体業界への進出が述べられており、成長分野への進出は一部うかがえるが構造転換への言及はない。
公開情報では判断できません。
半導体製造工程のエピタキシャル成膜装置向けに導入実績を作り、市場を広げていく計画である。展示会出展後、半導体関連パーツへの利用や半導体市場以外のメーカーからも問い合わせがあり、新たな市場での広がりも期待される。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個