多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
エス・ピー・ジーテクノ株式会社
成果酸処理で貫通できる厚み 1mm→3mm
| 事業者名 | エス・ピー・ジーテクノ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 宮崎市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 粉末治金 |
SPGは膜乳化、バブリング、精密ろ過などに使われ、近年は次世代情報機器や環境関連測定器への搭載も研究されている。半導体関連では溶融金属の精密ろ過、パソコンでは電子デバイスの冷却機構への応用が検討されている。用途によって形状、寸法精度、細孔径、清浄度の仕様が異なり、多品種小ロット・短納期に対応できる製造体制が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
まず板状SPGの材料となる基礎ガラスブロックを成形し、気泡混入や組成ムラのない素材を作った。湿式ガラス切断機を導入し、ニーズに合った必要分のブロックを切り出せるようにした。ガラス研磨試作機で板状SPGの試作を行い、シリコンウェハーなどの切削・切出技術を応用して高寸法精度の板状分相ガラスを得る加工技術を開発した。酸処理工程でワレやキズが生じないよう板状SPGの薬品処理システムを試作開発し、ミクロン細孔領域で厚み3mmまで貫通させられるようにした。規格外のガラスパイプを規格内に再成形するガラス再加工装置も試作した。
新しい製品・サービス:厚み3mmの高寸法精度SPGディスク(ろ過用の高精度フィルター、製造用部品)
湿式ガラス切断機とガラス研磨試作機により必要分のブロックを内製できるようになり、オファーに迅速に対応できるようになった。これにより必要以上の外注加工費が削減され、納期短縮と低コスト化が図られた。板状SPGは厚み3mmまで貫通させられる見通しが立ち、高寸法精度の加工法も確認された。小ロットから大ロットへのスムーズな取引と低価格での提供が可能になると見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
SPG膜の製造・販売を事業とし、多品種小ロット対応の製造体制整備を課題に挙げているが、過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
細孔径0.05〜50μm、気孔率50〜60%、耐熱500℃など具体的数値で他の多孔質体との差を示し、他社の追随を許さないと強みを述べている。
ユーザー研究段階に対する多品種小ロット・短納期対応の必要性と、外注加工費削減という課題認識は読み取れるが、高付加価値化の具体的な計画数値は薄い。
高付加価値創出や賃上げを実現する目標値は示されておらず、外注加工費削減や納期短縮の効果が定性的に述べられるにとどまる。
公開情報では判断できません。
ろ過・冷却など用途を具体的に示し、ネットワーク機器の高密度実装や半導体の溶融金属精密ろ過など顧客ニーズの裏付けを挙げている。
板状SPGの切断・研磨・酸処理装置の試作開発という工程が示されるが、中長期の検証計画やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
SPGは1956年開発で国内に広く普及した素材ではなく、細孔径の均一性と気孔率の豊富さで他の多孔質体にない高水準の性能を持つと述べている。
情報機器や半導体分野への波及効果が極めて大きいと述べるが、雇用創出や地域経済への具体的な数値は示されていない。
外注加工費の削減や納期短縮が述べられるが、補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は書かれていない。
ガラス研磨機の試作やシリコンウェハー切削技術の活用など新技術の利用は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
電子機器全般への新たな多孔質体用途市場の獲得を目指すと書かれ、成長分野への進出の方向性は読み取れるが、構造転換との関係は明示されていない。
宮崎県工業技術センター開発の素材という地域の技術基盤はうかがえるが、地域経済や雇用への牽引効果は具体的に書かれていない。
厚み3mmの高寸法精度SPGディスクは、物理的強度が高く有機膜のような網目の変形もなく、500℃耐熱を持つ高機能フィルターとして国内トップクラスのユーザーに採用されると見込まれている。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。