多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
有限会社藤井ピアノサービス
| 事業者名 | 有限会社藤井ピアノサービス |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩川内市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1989年 |
有限会社藤井ピアノサービスは、薩摩川内市でアップライトピアノを製造している。自社開発の特許技術「グランドピアノ並みの連打性」を組み込んだアップライトピアノ(グランフィールピアノ)を販売している。アップライトピアノはグランドピアノに性能で劣るとされ、より近い性能を求める利用者からの期待が大きいと考えられていた。
抱えていた課題
やったこと
試作した新型アップライトピアノを全国12か所に展示し、演奏家、調律師、一般の客に試弾してもらい好評を得た。異音、ペダルの操作感、ウナコルダの作動不具合に対し、ベルクランクの形状と素材を幾通りか試作し、可動部にメタルブッシュを入れた。試弾と展示を繰り返し、製品化の見通しを得た。横型タッピングボール盤を導入し、スライドレールの穴あけ加工について、データ収集、コンピュータへの入力、レールの稼働確認、穴あけ位置の設定、センターレールの加工を繰り返した。これにより量産化の道筋ができた。
新しい製品・サービス:グランドピアノに近い性能を持つアップライトピアノ(ソフトペタルの表現性とウナコルダペダルを備えたもの)
ベルクランクの形状と可動部の改良により、異音、ペダル操作感、ウナコルダの作動不具合が解消に向かい、製品化につながる見通しが立った。横型タッピングボール盤の導入により、スライドレールの穴あけ加工が改善され、量産化の道筋ができた。機械がなければ不可能と思われた工程が改善された。展示会や試弾を通じて、性能の高いウナコルダペダル付きアップライトピアノへの需要を確認した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
特許技術「グランドピアノ並みの連打性」を組み込んだ既存製品を基に、より高性能な機種を開発する流れが読み取れる。
他社はウナコルダペダル付きアップライトを製造していないと記載があり、差別化の方向性はうかがえる。市場データや定量的な比較はない。
ベルクランク形状の試作や異音・ペダル不具合の改善など課題認識は具体的だが、高付加価値化の数値目標は書かれていない。
公開情報では判断できません。
従業員3人の小規模体制と試作展示の実施は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は読み取れない。
ピアノ教室・専門家・技術者から試弾とアンケートを行い、ウナコルダ付きで他社にない点が選ばれる理由として示されている。
全国12か所での展示や英語版パンフレット作成、海外フェア出展準備など今後の手順は示されるが、期限や工程表は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ウナコルダペダル付きアップライトは他社に製造がないと記載され、グランドピアノに近い高性能機で高水準の差別化を図る内容である。
海外展開や楽器業界への周知など地域外への広がりはうかがえるが、雇用や波及効果の記載は読み取れない。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果は読み取れない。
横型タッピングボール盤の導入によるデータ収集やコンピュータ入力はあるが、デジタル技術によるサプライチェーン貢献の記載は薄い。
公開情報では判断できません。
薩摩川内市の企業であることはわかるが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は読み取れない。
全国の展示会に出展し、ピアノ業界、技術者、楽器店、ピアノ教室に周知する。英語版パンフレットを作成し、海外の楽器フェアやピアノフェアへの出展準備を始める。他社はウナコルダペダル付きアップライトピアノを製造していないため、さらなる事業展開を図る。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%