シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
小正醸造株式会社
| 事業者名 | 小正醸造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 鹿児島市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 従業員数 | 102人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
本格芋焼酎の品質は発酵工程を始めとする製造工程の諸要因で大きく変化する。しかし、その諸要因と酒質との関係はまだ不明な点が多い。また、小規模実験と製造現場では条件に差があり、同じ品質を再現することが難しかった。
抱えていた課題
やったこと
製造現場規模の試験ができるステンレスタンクを導入し、主力商品である「赤猿」と「黄猿」のベースアップに取り組んだ。ベースとなる酒質に紫芋と黄金千貸の焼酎をブレンドする仕組みで、原料の調合比率を様々なパターンで調整し評価した。併せて製造工程の検証を行い、酒質に影響する要因を分析した。
既存製品のベースアップにより酒質と利益率が向上し、原価率の改善につながった。製造現場と同じ規模で実験できるようになり、商品化のスピードが大きく向上した。これにより多様に変化する消費者ニーズに機敏に対応し、商品提案力が高まった。酒質の影響要因が明らかになったことで、新規酒質の開発も進めやすくなると考えられる。
「試作開発・貯蔵・商品化」の商品開発の流れを確立し、保有しているネットワークを介して積極的に商品提案を行っていく予定である。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
流動解析ソフトウェアを応用し、要素分割の最適化と演算処理の高速化により、局所部位ごとの収縮率の解析完了までの時間を24時間にすることを目標…
効果:金型の測定時間 8時間→3時間