多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
マサステンレス工業株式会社
成果作業時間を約20%短縮できた
| 事業者名 | マサステンレス工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 沖縄市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 溶接 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1989年 |
当社は平成元年に北谷町吉原で北谷厨房設備として創業し、飲食店やリゾートホテル等の厨房の作業台、シンク、フードなどの製造・設計・施工を主に行ってきた。近年は工業用ステンレスタンク、サニタリープラント、建築関連のステンレス製品等の需要が増え、製品が多様化している。耐久性に優れたステンレスは医療関係、公共施設、食品加工、建築関連等で需要が多分野にわたっている。
抱えていた課題
やったこと
「NC操作付き自動プラズマ加工機」を導入し、ダクト製作と特殊タンク製作に用いた。これまで手書きで行っていた穴あけや採寸の指示を、パソコン内のCADデータで行えるようにした。パソコンで設計情報を入力すると、ケーブルを通じて加工機に届き、自動で穴あけや断裁ができる。CADデータとNCデータは保存でき、類似製品の注文時にはデータを活用して作図時間を削減している。
| 加工機 | NC操作付き自動プラズマ加工機 |
|---|
CADデータで穴あけや採寸の指示ができるようになり、作業時間が約20%短縮され、作業員の負担が減った。類似製品ではデータを活用して設計時間を短縮できるようになった。CADデータとNCデータの保存により多品種少量生産を効率よく行えるようになり、加工技術の向上にも役立っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成元年創業の厨房設備から工業用ステンレスタンク等へ事業を広げた経緯は読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
建築関連やタンク等の需要増に触れるものの、市場動向と自社の強み・弱みの関係は具体的に書かれていない。
手作業では品質や納期に対応できず外部委託が増えていたという課題は書かれているが、高付加価値化の数値目標は示されていない。
作業時間を約20%短縮できたと数字で示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
代表者や従業員6人の体制は読めるが、補助事業を遂行する人材や事務処理能力の詳細は書かれていない。
顧客との共同設計や受注生産で設置場所に合わせる点は読めるが、ターゲットとニーズの裏付けは具体性が薄い。
今後の顧客に喜ばれる製品づくりという方向性はあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
オーダーメイドの多品種少量生産で高品質に仕上げる点は読めるが、高価格化や市場での希少性の記述は薄い。
医療・公共施設・食品加工など多分野の需要に応えるとあるが、波及効果や雇用創出の記述は見当たらない。
作業時間約20%短縮と設計時間の削減が書かれ、費用対効果の一部はうかがえるが投入額との比較はない。
CADやNCデータの活用で設計を効率化しているが、地域やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄市に工場を置き受注生産で地域の多分野ニーズに応えるとあり、地域性はうかがえるが成長牽引の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客のニーズや設備は時代とともに変化するため、「あったらいいな」を第一に設備の充実と技術の向上を図り、顧客に喜ばれるオーダーメイドの製品づくりに努めていきたい。
顧客に喜ばれる製品づくりに努めていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
旋盤とフライスの複合加工機(オークマ製)を導入した。
効果:加工時間(1個あたり) 7分→5.4分