工業炉を電気式に替え、エネルギー使用量と二酸化炭素を5割減

成果ランニングコストを約50%削減し、エネルギー使用量と二酸化炭素排出量は従来比50%減となった。

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この事例のポイント

  • 灯油式の溶解炉を電気式に替え、ランニングコストを約50%削減した。
  • 電気式は加熱が均一で、品質の安定と作業環境の改善につながった。
  • 夜間も温度保持できるようになり、毎朝の溶解時間を生産に回せるようになった。

事業者のプロフィール

法人番号5122001018847
所在地高知県宿毛市
業種電気機械器具製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 灯油式の溶解炉アルミ鋳込みヒーターの製造に使う灯油式バーナー溶解炉は、エネルギー効率が悪く、環境負荷が高いことが課題だった。

やったこと

  1. 事業の内容工業用ヒーターを製造する工場で、アルミ鋳込みヒーターの製造に使う溶解炉を電気式に更新した。創業以来、完全受注生産でヒーターの製造と技術向上に取り組んできた。
  2. 電気式溶解保持炉への更新溶解炉を電気式の溶解保持炉に更新した。電気式は夜間も温度保持ができ、毎朝の溶解の時間を生産に回せるようになった。
  3. 電気式の利点を生かす電気式は加熱が均一で損傷しにくく、品質が向上した。エネルギーロスが少なく、燃焼による「すす」も出ないため作業環境が改善した。

補助金を使った経費

  • 電気式溶解保持炉1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • ランニングコストを約50%削減し、省エネとコスト削減を実現した。
  • エネルギー使用量と二酸化炭素排出量は従来比50%減となった。
  • 補助対象設備の省エネルギー量は年12.05kl、省エネルギー率は50.9%となった。
  • 燃焼による排熱が減り、作業環境が大幅に改善した。
  • 溶けたアルミを砂型に注湯する回数を増やせるようになり、生産性が向上した。

事業者の声

工業用ヒーターメーカーとして、50年以上技術向上に取り組んで参りました。代表製品であるアルミ鋳込みヒーターの製造時に使う灯油式バーナー溶解炉は、エネルギー効率が悪く、環境負荷の高さが課題でしたが、工場で溶解炉を電気式に更新したことで、エネルギー効率や工場内作業環境が改善され、生産能力が増強しました。エネルギー使用量と二酸化炭素排出量は従来比50%減を実現しました。溶けたアルミを砂型に注湯する回数も大幅に増やせるようになり、生産性の向上に繋がりました。熱源や炉体からの排熱も格段に減少し、作業環境も大幅に改善しました。今後も様々な脱炭素推進に取り組んでまいります。

高知県の電気機械器具製造業
出典・注記

今後の展望

今後も様々な脱炭素推進に取り組んでまいります。

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