破砕・搬送設備を集約し、事業所の省エネ率18.8%

✓ 経産省などの認定・選定

成果事業所全体の省エネルギー率は18.8%、年間削減コストは4,732万円。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 砕石工場の電力消費の大部分を占める破砕・搬送装置に着目し、システム全体を見直した。
  • 装置を単に高効率化するのではなく、破砕機1台と最低限の搬送装置に集約した。
  • ローラーミルを稼働させたまま工事を進め、プラントの停止期間を最短にした。

事業者のプロフィール

法人番号5021001026853
所在地神奈川県厚木市
業種鉱業、採石業、砂利採取業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 破砕・搬送装置の電力消費砕石工場の電力消費の主な部分を、砕石装置と搬送装置が占めていた。エネルギー使用を減らすため、抜本的なシステム見直しに取り組んだ。

やったこと

  1. 事業の内容自社所有の山から切り出した岩石を、コンクリートやアスファルト混合物の材料となる骨材(砕石、砂利、砂)に加工する工場。1970年に操業を開始した。
  2. 破砕・搬送設備の集約装置を個別に高効率化するのではなく、ローラーミルを稼働させながら工事を進めた。最短のプラント停止期間で工事を終えられるよう計画し、コーンクラッシャー1台と最低限の搬送装置に集約・合理化した。
  3. 高効率コーンクラッシャーの導入導入前は、必要粒度まで破砕されなかった破砕物をコーンクラッシャーで追加破砕し、ローラーミルへ再投入していた。導入後は高効率コーンクラッシャー1台で必要粒度まで破砕できるようにした。コンベア単体では消費電力は大きくなるが、システム全体として電力消費量は削減された。

補助金を使った経費

  • コーンクラッシャー1台ベルトフィーダー1台コンベア4台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は406.2kl/年、事業所全体の省エネルギー率は18.8%。
  • 削減コストは年間4,732万円(燃料単価を乗じた算出額)。
  • CO2削減効果は年間1,276t-CO2。
  • 高効率コーンクラッシャーの導入で、ローラーミルで生産した製品に近い品質の製品を製造できるようになった。
  • 機械の整理・統合により、高い安全性と安定稼働を確保した。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

事業者の声

このたび当社では、補助金を活用しコーンクラッシャーの更新工事を実施いたしました。

省エネ型設備への更新と合わせて機械の整理・統合ができたことにより、高い安全性と安定稼働を確保するとともに、生産効率や環境負荷低減にもつながる成果を得ています。

今回の取り組みを通じて、地域の産業基盤を支える責任を改めて実感いたしました。

今後も最新技術の導入と持続可能な運営に努め、地域社会に貢献してまいります。

神奈川県の鉱業、採石業、砂利採取業
出典・注記

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