プレシュレッダーと減容機を高効率化し、消費電力を大幅に削減

成果事業所全体の省エネ化に大きく寄与し、省エネルギー率は31.1%となった。

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埼玉県の廃棄物処理業

この事例のポイント

  • 破砕前工程のプレシュレッダーを高効率化し、後工程のシュレッダーラインの電力を大幅に減らした。
  • 減容機もヒーター配置とダイスプレートの改良で高効率化し、処理量を倍に増やした。
  • 省エネにとどまらず、廃棄物の輸送効率向上によるコスト低減や省CO2の副次効果も得た。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 破砕設備・減容設備の不具合と処理効率の低下破砕設備と減容設備は廃棄物の中間処理で重要な設備だが、不具合や処理効率の低下が見られていた。

やったこと

  1. 事業の内容関東を中心に17の拠点を持ち、金属を中心にリサイクルと廃棄物処理を行っている。加須事業所は広域集荷と大量処理の中心で、工場発生の金属屑から産業廃棄物まで幅広く扱う。
  2. プレシュレッダーを高効率設備に更新ハンマー部分に特殊合金を使い、硬度を高めて寿命を延ばした。マンガンより降伏点が高い合金を使い、ローターを詰まらせずに破壊力を向上させた。破砕能力は20.6ton/hrから27.4ton/hrに増えた。
  3. 減容機を高効率化ヒーターを効率的に配置してスタート時間を短縮し、ビルドインヒーターを内蔵したダイスプレートで熱硬化性プラスチックも減容できるようにした。処理量は1台あたり1.4ton/hrから2.8ton/hrに増えた。

補助金を使った経費

  • プレシュレッダー1台減容機2台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は338.1kl/年、省エネルギー率は31.1%。
  • 削減コストは2,535万円/年。
  • CO2削減効果は575.5t-CO2/年。
  • 減容機の処理能力向上により、廃棄物の輸送効率が上がりコストが下がった。省CO2等の副次効果も表れた。

事業者の声

弊社加須事業所の破砕設備・減容設備は、廃棄物等の中間処理工程において、重要な設備である一方で、不具合や処理効率の低下が見受けられておりました。そのため、省エネルギー化の実現を目的とした高効率設備への更新を行うことで、消費電力の大幅な削減を達成いたしました。また、減容機の処理能力向上により、廃棄物の輸送効率向上によるコスト低減、省CO2等の副次効果も表れております。

埼玉県の廃棄物処理業
出典・注記

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