SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和5年度製造業京都府

重油の発電機をガスエンジンに替え、CO2を35%減らす

ユニチカ株式会社

成果事業所全体のCO2排出量が年間14,773t-CO2から9,661t-CO2へ、34.6%減る見込み。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 重油を使うディーゼル発電から都市ガスのコージェネへ、燃料ごと見直した。
  • 電気に加えて蒸気もつくり、排ガスボイラーで活用する仕組みにした。
  • スチームトラップをノズル式に替え、運転時間とコストとCO2を減らした。
  • 硫黄酸化物やばいじんが減り、ボイラー水洗作業も不要になった。

事業者のプロフィール

事業者名ユニチカ株式会社
所在地京都府
業種プラスチック製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 発電設備由来のCO2が多い製造設備への給電にディーゼル発電設備を使っており、CO2排出量が非常に多かった。排出を減らすには燃料の抜本的な見直しが必要だった。

やったこと

  1. ガスエンジンコージェネの導入A重油を使うディーゼル発電機3台(発電出力合計15,000kW)をやめ、都市ガスを使うガスエンジンコージェネ1台(発電出力5,500kW)にした。電気と蒸気をつくる。
  2. スチームトラップの更新汚泥乾燥用のスチームトラップを、フロート式からノズル式に替えた。運転時間・コストとCO2排出量を減らす。
  3. 情報収集:補助金の入手経路補助事業の情報は環境省のホームページから入手し、CO2排出削減の視点から選んだ。
  4. 運用:維持のための管理更新した設備の削減量を保つため、日々のメンテナンスを続ける。

補助金を使った経費

  • ガスエンジンコージェネレーションシステムスチームトラップノズル式経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • ガスエンジンの導入でCO2を年間5,107t-CO2削減する見込み。
  • スチームトラップの更新でCO2を年間4t-CO2削減する見込み。
  • エネルギーコストを年間約1億580万円削減する見込み。
  • 事業所全体のCO2排出量は年間14,773t-CO2から9,661t-CO2へ、34.6%減る見込み。
  • ガス転換で硫黄酸化物とばいじんが減った。
  • 廃熱ボイラーの伝熱面が汚れにくくなり、定期的なボイラー水洗作業がなくなった。

事業者の声

補助金は非常に助かりました。

更新した設備のCO2排出削減量を持続できるよう、日々のメンテナンスをしっかり実施していきます。

今後も高効率機器への更新や、ボイラーの燃料転換、省エネの推進などを検討していきたいと考えています。

京都府のプラスチック製品製造業
出典・注記

今後の展望

今後も高効率機器への更新、ボイラーの燃料転換、省エネの推進を検討する。2030年に2013年度比46%削減、2050年にCO2排出量ゼロを目指す。

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