射出成形機2台を電動式に替え、省エネ率69.0%を見込む

✓ 経産省などの認定・選定

成果省エネルギー量は15.7kl/年、削減コストは140万円/年を見込む。

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この事例のポイント

  • 増産で増やした射出成形機のエネルギーロスを、電気計測で見える化した。
  • 油圧式から電動式へ更新し、電気の使用量を大きく減らす計画とした。
  • 補助金の申請まで支援を受け、投資の判断につなげた。

事業者のプロフィール

法人番号3080401014778
所在地静岡県菊川市
業種プラスチック製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 成形機のエネルギーロス増産とともに増やしてきた射出成形機で、エネルギーロスが生じていた。電力単価も年々上昇しており、電力コストの削減が急務となっていた。

やったこと

  1. 事業の内容金属部品加工やプラスチック射出成形部品の製造を、約40年にわたり静岡県菊川市で手がけてきた。2022年秋以降は、自動車や家電向けの小型プラスチック製品の射出成形に経営資源を集中している。価格競争力と不良品を出さない品質力を強みに経営している。
  2. 省エネ診断と電気計測工場全体の省エネについて診断を受けた。電気計測に基づく解析の結果、油圧式から電動式への更新でエネルギーロスを削減できると分かった。
  3. 油圧式から電動式へ更新令和3年度に受診した省エネ診断の結果を基に、既存の射出成形機2台を油圧式から電動式に更新した。既存機と導入予定の同型機種の稼働電力を測定し、年間電力を推定して計画省エネルギー値を評価した。

補助金を使った経費

  • 射出成形機(型締力784kN・1,080kN)2台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は15.7kl/年、省エネルギー率は69.0%(補助対象設備)を見込む。
  • 削減コストは140万円/年(電力利用額1kWh当たり20円で算出)を見込む。
  • CO2削減効果は30.8t-CO2/年を見込む。
  • 射出成形機1の年間消費電力量は、計画値で44,250kWhから20,550kWhへ減る。
  • 電力代の上昇が続くなかで、省エネ効果はあったと事業者は考えている。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

補助金・助成金

  • 中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金厚生労働省・100万円・2023年2月

事業者の声

プラスチック成形機は多くの電力を消費するため、製造経費率としても高いものがあります。電力単価が年々上昇してきていることもあり、電力コスト削減が急務となっていました。調査する中で、油圧式の成形機を電力式に変更することで大きな削減ができることが分かり、機械のリプレイスには多額の設備投資が必要となりますが、トータルコストと補助金を考慮して、投資に踏み切りました。

電力代が上昇し続けていることもあり、省エネ効果はあったと考えています。

静岡県のプラスチック製品製造業
出典・注記

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