経営陣を入れ替え、古民家の宿を自社で運営する体制に

株式会社つぎと出雲

成果スマートキーなどの設備で、一般的な宿より運営を大きく効率化できた。

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この事例のポイント

  • コロナで借り手の売上が落ち、家賃の見直しで古民家の賃料収入が減った。
  • 今の経営陣での再生は難しいと判断し、役員2名が退き新しい代表が就いた。
  • 漁村の古民家を改修し、宿として自社で運営できるようにした。
  • 宿の運営の知識があるスタッフを採り、地域の宿としての教育を行った。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社つぎと出雲
所在地島根県
業種古民家の宿泊施設
従業員数6人

事業の経緯

島根県で、古民家を貸して賃料を得る事業を営んでいた。コロナで借り手の売上が落ち、家賃の見直しで収入が減って、会社の存続が危ぶまれた。

今の経営陣では立て直しが難しいと判断し、2021年12月に役員2名が退いて新しい代表が就いた。

新しい経営陣は、古民家を自社で宿として運営する形に切り替えた。施設を改修し、宿の運営の知識があるスタッフを雇った。

地域の資源を生かした宿として、集客の方法を詰めている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 賃料収入の減少古民家を貸して収入を得ていたが、コロナで借り手の売上が落ち、家賃の見直しで賃料収入が減った。会社として続けられるかが危ぶまれた。

やったこと

  1. 経営陣の刷新今の経営陣では会社の立て直しが難しいと判断し、2021年12月に役員2名が退いて新しい代表が就き、収益の改善に乗り出した。
  2. 古民家の改修伝統的な日本家屋を改修した宿を自社で運営するため、施設の中を改装した。スマートキーなどの設備も入れた。
  3. スタッフの雇用と教育新しくスタッフを雇い、地域の宿の運営に向けた教育を行った。周りの取引業者との関係を築き、運営の手順も確かめた。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 古民家を改修したことで客へのサービスが魅力的になり、スマートキーなどの設備で一般的な宿より運営を大きく効率化できた。
  • 宿の運営の知識があるスタッフを採用でき、より魅力的な運営ができるようになった。
  • 経営陣の刷新で、事業の決定を早く下せるようになった。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.3 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的賃料収入の減少で会社の存続が危ぶまれ、経営陣を刷新して自社運営の宿へ転換した明確な目的と必要性が読み取れる。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    賃料収入の減少で会社の存続が危ぶまれ、経営陣を刷新して自社運営の宿へ転換した明確な目的と必要性が読み取れる。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    2021年12月に役員2名が退任し新代表が就任、古民家改修、スタッフ採用と教育、取引業者との関係構築と段階的に進めており計画は具体的。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    自社運営により賃料収入から宿の売上へ転換し、設備で運営を効率化したとあるが、売上や利益の増加額・数字の記載はない。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    宿の運営知識があるスタッフを採用し地域の宿としての教育を行い、取引業者との関係も築いており、承継後の運営体制が整えられている。

事業者の声

事業に関する決済事項がスピーディーに決定可能になった。

島根県の古民家の宿泊施設(従業員6名)
出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

各地の地域資源を生かし、地域そのものの多様性を守るために活動を続ける。旅行予約サイトの活用を含めた集客の方法や、漁村の住民とのふれあいなど、ここでしかできない体験を形にしていく。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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