多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
旭川計量機 株式会社
成果搭載カメラの判定能力は毎分600個
| 事業者名 | 旭川計量機 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 旭川市 |
| 業種 | その他の専門サービス業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 56人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1955年 |
旭川計量機株式会社は1955年創業で、計量計測機の販売・設計製作・修理と、計量包装検査ラインの設計施工・保守を手がけてきた。自社に製作部門はなく、外部へ製作を依頼するスタイルを取っている。本州企業の製品を地元仕様に加工する「サブ的ものづくり」が得意分野である。北海道は冬期間の作業ができず季節的生産が主で、第一次産業向けの作業機器の相談が多い。
抱えていた課題
やったこと
営業部内に立ち上げた「アグリマリンチーム」が、農産物のランク選別・画像処理装置の試作開発に取り組んだ。生産現場では処理速度が重要なため、スピードを重視した。カメラの接続にはUSB3.0規格を採用し、コンピューターとカメラの処理能力を大きく向上させた。搭載したカメラの判定能力は毎分600個である。開発段階では接続距離と転送スピード、カメラや照明の選定などハード面の確認を多数行った。ソフト面はサイズ判定アルゴリズムが既にあったため、デバイス中心に設計し、作業者が使いやすいタッチパネル式のユーザーインターフェースを採用した。
新しい製品・サービス:農産物のランク選別・画像処理装置
USB3.0の採用によりコンピューターとカメラの処理能力が飛躍的に向上し、大きさに関わる選別処理をローコストで実現できた。主観や疲労による判定基準の誤差が解消され、安定した品質基準を提供できるようになる。シイタケなどは大きさだけでなく肉厚による等級判定も期待でき、異物混入判定もクリアした。今後は農産物・水産物など様々なランク判定に応用でき、低価格化により自動設備を導入する企業も増え、省力化が進むと期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
計量機の企業として「サブ的ものづくり」が得意分野と述べられ、地元仕様の加工や周辺設備開発が過去の取組として示唆される。
北海道の季節的生産や地元企業の発想力に触れ、地域の強みは読み取れるが、市場動向との関係や競争優位の根拠は具体的に書かれていない。
高齢化や就業者不足という課題認識は示されるが、高付加価値化や成長につながる事業計画としての記述は薄い。
毎分600個の判定能力という数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性の根拠も薄い。
阿部課長をプロジェクトリーダーとして開発を牽引した体制がうかがえるが、人材や事務処理能力の具体的な記述はない。
農産物・水産物のランク選別向けで、タッチパネルや異物判定、シイタケの等級判定など機能は示されるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
カスタマイズ可能な基礎部分という今後の方向性は示されるが、中長期の課題検証やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
農産物の画像によるランク判定は普及が限定的と読めるが、一般的な普及度や高価格化の水準については具体的な記述がない。
人材不足の解消や道内農水産業の省力化が期待として述べられ、地域への波及効果がうかがえるが、数値による裏付けは乏しい。
低コスト化や処理速度の向上は述べられるが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
USB3.0を用いたカメラ画像処理による判定の自動化が示され、地域の第一次産業への貢献が期待されている。
農水産業の省力化による人材不足への対応が示唆されるが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
道内の農業・水産業という地域特性を活かし、ランク判定の機械化で地元の第一次産業を支える事業として具体的に書かれている。
農産物・水産物など様々なランク判定へのカメラ画像処理の実現が見込まれ、道内の第一次産業の高齢化や就業者問題への省力化に貢献すると期待される。完成品は基礎部分であり、顧客ニーズに合わせてカスタマイズできるのが強みである。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%