多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社清藤木工
| 事業者名 | 株式会社清藤木工 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 青森市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 位置決め |
家庭用家具市場では、国内外の大型小売店の進出により製品の多様化が著しく、低価格化も進んでいる。一方で、品質やデザイン面で優れる製品は評価が得られる傾向にある。弊社でもブランドイメージを持った製品開発を心掛けてきた。
抱えていた課題
やったこと
多品種小ロットの幅広い年齢層をターゲットに、洋室・和室を問わず使える高座椅子「和イス」と専用テーブルの試作品を開発した。デザイン・設計では従来の座椅子に対して座高を200-250mm高くし、肘掛けの有無によるバリエーションを増やした。背もたれの静的強度試験とひじ部の静的垂直力試験を行い、その結果を基に強度と耐久性の両立を図った。材料は県産のヒバ材とブナ材を使用し、布張地はストライプ柄のオレンジ・ダークグレー・ベージュの三種を採用した。PNC片面ダボ打ち機を導入してフレーム部材のダボ打ち工程に活用し、角度のある変形部材には加工用治具定規を使うことで対応した。
新しい製品・サービス:和イス及び専用テーブル
ダボ孔加工の効率化・高精度化を達成し、多品種小ロットに対応した生産体制を構築した。フレーム部材加工治具定規の製作により、組立部位置決めの穴あけ加工の時間を短縮した。和イスと専用テーブルは、背・座の布地や木材の種類、塗装仕上げ、背板の模様の組み合わせにより多様なバリエーションが可能になった。程よい高さでソファ感覚の座り心地を実現し、積み重ね収納時にフレームの摩擦を軽減して接触痕が出ない設計とした。
「和イス」は布地のテクスチャーや色、木材の種類や塗装仕上げ、背板の模様の組み合わせにより多様なバリエーションが可能となり、若者からシニア世代までの幅広い顧客ニーズを取り込むことができる。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%