自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社パロン
成果縁貼工程数 13工程→7工程
| 事業者名 | 株式会社パロン |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装 |
| 資本金 | 6億円 |
| 設立 | 1954年 |
静岡市の株式会社パロンは家具・什器の製造を主力とし、スチールと木工の両部門を持つ。国内の什器需要は空間デザインの観点から増加傾向にあり、今後の市場拡大を見据えると受注生産の体制強化が不可欠だった。売上構成の半分はOEM製品をはじめとする特注物件で、商業・文教施設向けでは同一製品の大量生産にも対応する必要があった。
抱えていた課題
やったこと
縁貼加工用にエッジバンダーを導入した。選定基準は、縁材のカッティングや糊付けといった複合的な作業を自動化できることだった。導入した縁貼機はタッチパネル上でプログラムを設定すれば、フラッシュ材を送るだけで精度補正や加工ができる高性能機で、作業人員は2名から1名に省力化された。加工データを記録でき、試作開発を除けば基本操作を覚えるだけで誰でも扱える環境を整えた。
| 加工機 | エッジバンダー(縁貼機) |
|---|
縁貼工程が13工程から7工程に減り、1サイクルのタイムは550秒から230秒に縮まって生産性が飛躍的に向上した。作業人員も2名から1名になり、作業者の負担も大きく軽減された。自動制御により精度不良が発生せず、難しいアール箇所も綺麗に仕上がるようになり、付加価値の高い商品の提供が可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
木工の縁張工程のボトルネック解消と商業施設什器の市場拡大への対応が書かれ、過去からの事業との連続性は読み取れるが具体性は薄い。
国内什器需要の増加や大量生産への対応要請が書かれ、外部環境と縁貼工程の課題との関係が具体的に示されている。
縁貼工程が13工程から7工程へ短縮、1サイクルが550秒から230秒に縮まったと数字で課題解決の効果が示されている。
タイムや工程数の改善は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の判断は難しい。
作業人員を2名から1名に省力化とあるが、事業遂行の人材体制や事務処理能力についての記述はわずかにうかがえる程度。
商業施設什器の需要増と、縁貼の精度向上で付加価値の高い商品を提供できる点が書かれ、顧客ニーズとの関係は読み取れる。
導入機の設定やデータ記録、誰でも扱える環境の整備など遂行の方向性は書かれているが、スケジュールの詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
空間デザインの観点から什器需要が増加傾向とあり、分野の認知度に触れるがジャンルの普及度や高付加価値化の水準は示されていない。
オリンピック景気による商業施設需要の増加に触れるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述は見当たらない。
生産性が飛躍的に向上したと書かれるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
加工データの記録や自動制御による精度向上が書かれ、デジタル活用の要素はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は述べられていない。
公開されている事例からは読み取れません。
静岡市の総合家具メーカーとして地域の事業であることは分かるが、地域特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後もオリンピック景気による商業施設向け什器の需要は増加傾向にあり、春からのシーズン本格稼働に向けて更なる効率化を図っていく。
加工時間は2倍の速さになりましたね。縁材ロールの消費も従来に比べ、ものすごく早くなりましたし、作業者への負担もかなり緩和されました。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分