ものづくり補助金平成24年度岩手県

市場ニーズに適合したBluetoothを利用した020機器の開発

株式会社イーアールアイ

成果情報配信距離 10m→1m

この事例のポイント

  • 既存のBLUETUSはUSB電源アダプタを使うため電源コンセントのある場所に限られ、簡便に設置できなかった。
  • コイン電池で駆動する電池駆動タイプを試作し、簡便な設置を図った。
  • 情報配信距離 10m→1m。電池駆動タイプの試作品BLU250を開発し、コンセントのない場所でも利用できるようにした。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社イーアールアイ
所在地岩手県 盛岡市
業種放送業
技術分野組込みソフトウェア
従業員数48人
資本金4,825万円
設立2003年

事業の背景

当社は2012年10月に世界初のスマートフォン向けBluetoothビーコン発信器「BLUETUS」を開発し、2013年にグッドデザイン賞を受賞した。O2OやオムニチャネルでBLUETUSの活用が期待されている。既存のBLUETUSは情報配信距離が10〜25mと長めの設定で、O2Oサービスを検討している企業へのヒアリングでは、この距離は長すぎるという回答が多かった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術既存のBLUETUSはUSB電源アダプタを使うため電源コンセントのある場所に限られ、簡便に設置できなかった。
  • 新製品・新技術位置情報を伝えることや店舗等での配信において、情報配信距離が長すぎるという市場ニーズに応える必要があった。

やったこと

コイン電池で駆動する電池駆動タイプを試作し、簡便な設置を図った。コイン電池1個で約1年間作動し、外形寸法は40mm×40mm×12.5mm、重量は約17g(電池含む)の小型軽量化を行い、生活防水にも対応させた。情報配信距離は1〜10m程度を目標とし、電波に指向性を持たせて一定方向のユーザーに情報を配信する改善に取り組んだ。配信範囲を制限できるアルゴリズムの開発、ハードウェアによる電波調整方法の検討、タッチUIを利用した試作品の開発を行った。試作品は型番BLU250として開発し、岩手県立美術館と北上市のイベントの2カ所で実証実験を行った。

  • ロボットBLUETUS 型番BLU250電池駆動タイプ試作品

新しい製品・サービス:電池駆動・小型・防水のBLUETUS型番BLU250

事業の効果

  • 情報配信距離 10m→1m
  • 電池寿命を1年以上とする省電力化に取り組み、コイン電池1個で約1年間の作動時間を可能とした

電池駆動タイプの試作品BLU250を開発し、コンセントのない場所でも利用できるようにした。外形寸法40mm×40mm×12.5mm、重量約17gの小型軽量化と生活防水への対応を実現した。2カ所の実証実験で機能評価と今後の利用可能性を確認した。一方で、店舗外では想定以上に電波が飛ばない場面があり、設置の手間や費用対効果の測定の難しさも指摘された。

今後の展望

今後は販売プロモーション、業務支援、公共サービス(多言語観光案内や屋内ナビゲーションなど)での利用促進を図り、BLUETUSをさらに発展させ使い勝手を良くする。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。