ものづくり補助金平成24年度青森県

双方向骨伝導音声ガイドシステムの試作開発

株式会社フォルテ

この事例のポイント

  • 現在の骨伝導システムは音声を聞くことはできるが、コミュニケーションのための送受信能力を持たないという課題があった。
  • 骨伝導ヘッドセットに通話機能を付加するため、マイクの搭載を検討した。
  • 骨伝導システムへの通話機能の実装とナビチャリ端末との連携を達成した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社フォルテ
所在地青森県 青森市
業種情報サービス業
技術分野組込みソフトウェア

事業の背景

弊社は自転車観光のガイドナビシステム「ナビチャリ」を提供している。利用者は端末とヘッドセットを身に付けて、音声による観光ガイドと目的地までの道案内を受けられる。音声ガイドには骨の振動で音声を認識する骨伝導システムを採用しており、雑踏や工事現場など騒音の中でも情報認識が可能である。健康志向の高まりを背景にランニングブームが続いている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術現在の骨伝導システムは音声を聞くことはできるが、コミュニケーションのための送受信能力を持たないという課題があった。

やったこと

骨伝導ヘッドセットに通話機能を付加するため、マイクの搭載を検討した。現在の有線での取り回しの悪さを解決するためBluetoothによる無線対応を検討した。ユーザーの危機管理と健康状態把握のため脈拍センサーの搭載やバイタルデータの使用を検討した。写真等をSNSや専用サーバーに表示する機能を検討し、振動子ケース内の空気の揺れによる雑音や骨伝導技術による音量劣化をカバーする方法を検討した。その上で双方向骨伝導ヘッドセットのBluetooth設計と3DCADを使用した人筐体設計を行い試作品を製造した。様々な環境下でナビチャリ端末と双方向骨伝導ガイドナビシステムの連携テストを実施した。

  • その他双方向骨伝導ガイドナビシステム試作品

新しい製品・サービス:双方向骨伝導音声ガイドナビシステムの試作品

事業の効果

骨伝導システムへの通話機能の実装とナビチャリ端末との連携を達成した。仲間とコミュニケーションしながら健康状態を確認できる本製品は、国内のみならず海外でも需要が高いと考えている。交通整理、警備、土木工事建設現場など騒音の中でコミュニケーションが必要な環境での導入や、大きな病院やアミューズメント施設内での音声ガイドナビとしての使用を想定している。

今後の展望

追加開発として製品デザインの検討、ダウンサイジング化及び軽量化、加速度センサーの搭載等の機能追加を予定している。

業種と困りごとが近い成果事例

北海道平成24年度

装着型高照度光照射装置の開発

睡眠習慣の改善や季節性感情障害の緩和を目的に、装着型高照度光照射装置「ルーチェグラス」を開発した。

青森県平成24年度

IP音声呼出電話機の試作開発

従来のアナログ式音声呼出電話機の機能を備えつつ、IPネットワーク網で使えるIP型音声呼出電話機の試作開発とサーバーレスのシステム構築を行っ…

効果:同時通話台数 3台→30台

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。