南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
佐藤繊維株式会社
| 事業者名 | 佐藤繊維株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 寒河江市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 230人 |
| 資本金 | 5,410万円 |
| 設立 | 1954年 |
同社は糸づくりの原料へのこだわりから、代表自らが南アフリカやオーストラリアなど世界各地の農場で羊毛を調達している。オーストラリア産ウールは生産量が多く毛が素直である。フォークランド産ウールは高白度で特徴的だが、紛争の影響で入手が困難だった。近年になって直接入手が可能になった。
抱えていた課題
やったこと
フォークランド産の上質ウール4種類を入手し、スポンディッシュ紡績糸の研究・開発を行った。糸によりをかける撚糸工程、染色、全自動編み機によるサンプル編み地の製作までを一貫して研究・開発した。自動編み機は8ゲージのものを設備投資した。通常は12ゲージまでが大半だが、この糸を18ゲージで編むことで海外市場でも競争できる製品にする狙いである。染色は通常染色後に編むが、フォークランド産ウールは染色しても鮮やかな色になるため、染色の工程も検討した。
新しい製品・サービス:フォークランド産ウールを使用したスポンディッシュ及び高白度の糸と編み地
現在は試作・研究段階で製品化には至っていない。18ゲージの自動編み機で編み方、洗い温度・時間、溶剤、乾燥方法などを多くの条件で研究中である。編みあがりには膨らみがあり、スポンディッシュのふわふわ感が活きている。今後はフランスやイタリアの展示会に出展し、世界各地からの受注を得て生産体制に移していく計画である。
フランス・イタリアの展示会に出展し、世界各地からの受注を得て生産までこぎつける計画である。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
多関節ロボットの先端に特殊光学ヘッドを搭載した外観検査ロボット「HS-IR100」を開発し、フィールドテストを経て製品化した。
神戸製鋼所の抗菌めっき技術を導入し、自社で性能検証を行ったうえで、試作設備(100L槽と付帯設備)を設置・稼働させた。