金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
株式会社丸十大屋
| 事業者名 | 株式会社丸十大屋 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 山形市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 41人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
当社は天保15年(1844年)に紅花商として創業し、明治中期に醸造業を始めた。50年前に発売した「味マルジュウ」は山形の味として当社の看板商品になっている。山形県は脳卒中の患者が全国的にも多く、予防のために減塩を推進する必要があり、県民の健康増進に貢献できる商品のレベルアップが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
減塩商品のレベルアップを図るため、社内に「おいしく減塩プロジェクト」を立ち上げ、従来の減塩醤油を全般的に見直した。その結果、脱塩装置を導入して製造工程を変更することにした。導入した装置は人工透析の原理を利用した半透膜を使い、ある物質は通過させ、別の物質は通過させない膜によって醤油から塩分だけが抜けるようにしている。通常の商品と同じ工程で製造し、充填直前に脱塩処理することで、うま味を落とすことなく減塩商品が完成するようになった。
新しい製品・サービス:脱塩装置を使い、うま味や香り、色合いを保ったまま減塩した醤油
脱塩装置の導入により、うま味を落とすことなく減塩できるようになった。醤油本来の味、香り、色合いを保った減塩商品は他社の減塩商品との差別化になり、本物志向の商品が完成した。装置による製造は自動化されたことで生産性が上がり、品質が安定したため、積極的な販売戦略をとって既存顧客や仙台圏の顧客への販売を強化できるようになった。
高齢化が進むなかで脳卒中対策も含め、減塩を必要とする高齢者をはじめ幅広い層に訴求していく。医療関係や県立病院などにはすでに減塩醤油が入り、減塩指導にも活用されている。塩分を自在に調整できるため、家庭用・業務用の減塩タイプの醤油風調味料やめんつゆの新商品開発を行う。海外ではハラール認証を取得してマレーシアを中心に販売しており、今後はレトルトカレーなどの食品加工分野にも力を注ぐ。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
外径160ミリ、導体径0.8ミリのエナメル線で、巻線層数26層、巻数1,404回のコイル製作に成功した。
効果:巻線作業の工数 20分→5分