顧客ニーズ対応し競争力を強化する為の塗装環境の改善及び増強
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
ヒノデメタル株式会社
| 事業者名 | ヒノデメタル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県 川越市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 鋳造 |
| 従業員数 | 65人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 2006年 |
前身は1918年創業の旭出工場で、1974年に都内から現在の川越市に工場を移した。主力はトラックやバスの自動車部品と、フォークリフトやブルドーザーなどの建設機械部品である。並み居る同業他社との競争が激しく、鋳物産業では海外へ生産拠点が移り、国内では工場閉鎖が相次いでいる。
抱えていた課題
やったこと
ショット・ブラスト(モノレール・ブラスト)を新たに導入した。鋳物砂を落とすため、製品を一つずつハンガーにぶら下げた状態で装置に入れ、鉄球を当てる方式である。製品同士がぶつからないため、打痕が生じにくくなる。導入はハンガーに掛けられない小型の製品や打痕の心配がない製品を除いた、全体の一部の製品に対して行った。
| 加工機 | ショット・ブラスト(モノレール・ブラスト) |
|---|
新型のショット・ブラストの導入により、ショット・ブラスト工程での打痕不良の大半が改善された。製品同士が衝突しないため、打痕不良の削減による原価低減につながる見込みである。不良品が減ることで、軽量化や薄肉化された製品でも品質を保ちやすくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鋳物メーカーとして長い歴史があり、軽量化・薄肉化の流れへの対応を掲げているが、過去の取組との連続性の詳細は読み取りにくい。
トラック・フォークリフト等の部品を手がけ同業他社との競争に触れているが、自社の強みの具体的な記述は限定的。
打痕不良が課題と明示され、ショット・ブラストの新設備導入により大半が改善されたと記載があり、課題認識と解決が対応している。
打痕不良の改善は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値、その数値は公開事例からは読み取れません。
従業員数65人とあるのみで、補助事業を遂行する体制や事務処理能力に関する記述は乏しい。
軽量化・薄肉化した製品への新規受注確保という方向性は読めるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体的に書かれていない。
導入設備の対象範囲は示されるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の段取りは記載がない。
公開されている事例からは読み取れません。
鋳物業界は海外移転や工場閉鎖が続くと述べられ、高付加価値化の水準は示されていない。
国内鋳物産業の工場閉鎖が相次ぐ状況に触れ、雇用や産業維持の観点がうかがえるが、波及効果の数値は示されていない。
打痕不良の大半が改善されたと記載があるが、補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は書かれていない。
新型ショット・ブラストの導入は示されるが、先端デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献の記述は乏しい。
軽量化・薄肉化の流れへの対応が述べられるが、日本経済の構造転換への言及は明確ではない。
川越市の事業者であることは示されるが、地域特性を活かした付加価値創出や雇用拡大の記述は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
軽量化、薄肉化の流れに対応し、新規受注および売り上げの確保に全力を挙げる方針である。
軽量化、薄肉化の流れにしっかりと対応し、新規受注および売り上げの確保に全力を挙げたい
公式の事例集より(原文のまま)
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。