超精密ガストース製法プロセスの確立
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
株式会社藤井製作所
成果代表的なモデルでプログラム作成時間を約25%短縮できた。
| 事業者名 | 株式会社藤井製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 柏市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 23人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
当社はポリエチレン製の治療器具「ボーラス」の受託加工を病院からのオーダーに応じて製作・納入している。ボーラスはCTで計測したがん病巣の立体構造から作る3次元設計図をもとに切削加工で製造し、3次元形状計測による品質保証書を添えて納品される。粒子線がん治療は全国10施設以上で受けられる先進医療として注目されている。
抱えていた課題
やったこと
処理能力を向上させたCAD/CAMを導入し、がん病巣に応じた立体形状を3Dモデリングして最適なツールパスを出し、加工プログラムと形状測定プログラムに変換するシステムを開発した。加工速度制御機能や最適トルク加減速機能を搭載した高出力・高剛性3次元切削加工機を導入し、高速加工の試作実験を重ねて高精度高速加工の最適条件を確立した。画像解析による3次元形状測定機を導入し、形状測定速度と測定精度の向上を図った。3Dスキャナを用いた3次元形状測定法も開発し、目標としていた要求精度をクリアした。
新しい製品・サービス:粒子線がん治療用ボーラスの短納期化製品
CAD/CAM導入によりプログラム作成と加工時間が短縮され、切削加工の最適化とバリ取りの機械化により加工工程全体が短縮された。画像解析による形状測定でも要求精度を満たし、品質保証を含めた短納期体制が整った。今後は粒子線がん治療を行う病院を中心に受注拡大を目指している。
短納期化した粒子線がん治療器具について、粒子線治療を行う病院を中心に受注拡大を図り、取引実績のある病院から全国の治療施設へ営業展開していく。
概ね計画していた通りに事業を実施することができ、成果も認められ非常に良かったと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
圧力方式の装置を試作し、プランジャーで押し上げる速度を無段階に制御して、その押し上げ力で断片化サイズを調整できる構造を持たせた。