ものづくり補助金平成24年度長野県

高精度・難削材加工技術の習得と最新設備の導入による短納期・変種変量生産体制の構築

株式会社山岸製作所

成果1年目の売上目標である年間500万円は達成見込みである。

この事例のポイント

  • 高精度・難削材加工の技術が不足しており、航空機器などの難削材を扱う受注を十分に取れていなかった。
  • 従来からの加工技術をもとに、さらなる高精度・難削材加工技術を習得し、最新の立型マシニングセンターを導入した。
  • 1年目の売上目標である年間500万円は達成見込みである。次世代交通分野である新環境対応エンジン部品、航空機器部品、鉄道車両部品、船舶部品の試作加工を行い、量産化への受注につな…

事業者のプロフィール

事業者名株式会社山岸製作所
所在地長野県 長野市
業種はん用・生産用・業務用機械器具製造業
技術分野電子部品・デバイスの実装
従業員数49人
資本金7,200万円
設立1959年

事業の背景

同社は昭和34年創業で、油圧機器、自動車、農業機械、情報通信機器などの部品の金属切削加工を手がけてきた。現在は大型トラック・バスのエンジンや足回り部品、工作機械、鉄道車両、航空機関係などの部品製造が中心である。トラック市場は景気回復や東京オリンピックによるインフラ整備への期待から堅調な需要が続いている。自動車関係では試作・開発部品に比重を置き、高品質で短納期、小ロット生産に取り組んでいた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能高精度・難削材加工の技術が不足しており、航空機器などの難削材を扱う受注を十分に取れていなかった。
  • 生産能力変種変量で短納期の受注に対応できる生産体制が整っていなかった。
  • 集客・繁閑複雑形状の鋳造・鍛造部品のNC旋盤加工技術が確立しておらず、エネルギー関連ポンプ部品の新規受注を逸していた。

やったこと

従来からの加工技術をもとに、さらなる高精度・難削材加工技術を習得し、最新の立型マシニングセンターを導入した。CAD/CAMシステムを有効活用して、短納期で変種変量な受注に対応できる生産体制を構築した。また、新たに立型CNC旋盤を導入し、複雑形状の鋳造・鍛造品の加工を可能にした。製造技術の社員を中心に工作機械メーカーの指導・助言を受け、バランスを考慮したチャッキング方式を習得した。

事業の効果

  • 1年目の売上目標である年間500万円は達成見込みである。
  • NC旋盤加工技術者 0名→2名

次世代交通分野である新環境対応エンジン部品、航空機器部品、鉄道車両部品、船舶部品の試作加工を行い、量産化への受注につなげ、売上が拡大した。シェールガスプラント・ポンプ部品など、今まで逸していた受注も獲得できた。複雑形状部品のNC旋盤加工技術を確立し、2名の技術者が育ち、他の社員への指導も行えるようになった。

事業者の声

切削加工技術を深く追求

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。