価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社ヤマトマネキン
成果従来の金型に比べて製造コストが1/2になると見込める。
| 事業者名 | 株式会社ヤマトマネキン |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 八街市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 77人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
抱えていた課題
やったこと
金型型材の革新による廉価金型の実用化に向け、芝浦工業大学との産学連携で試作開発を行った。機械成形用マネキン本体(ヘッド・腕・足等)とジョイントパーツ(首・肩口・股等)の元型を制作し、元型から直接反転型を製作した。マネキン本体はブロー成形、ジョイントパーツは射出成形で試作し、材料はバイオマスPE材を使用した。射出成形金型では複雑で高価なスライド式を用いず置きゴマ式を採用し、射出成形用金型を自社製造した。成形時の型温推移を水冷装置で調査し、冷却時間を調節して型温を50℃以下に保つことで成形不良を防いだ。射出成形では金型3種類、成形材料7種類で成形条件を調査し、1ショットサイクルは30〜40秒間隔で安定成形が可能であることを確認した。
新しい製品・サービス:ローコスト軽量金型を用いて機械成形により製造するバイオマスプラスチック製マネキン(ヘッド・腕・足等の本体およびジョイントパーツ)
ローコスト軽量金型を用いた機械成形により、マネキン本体およびジョイントパーツの試作に成功し、国内一貫生産体制に目処が立った。従来の金型に比べて製造コストが1/2と見込まれ、製造に設備投資や外注が不要で自社内製造が可能になる。全パーツがバイオマスプラスチック製のマネキンは世界で初めてとされ、温室効果ガスの削減に貢献する。三越伊勢丹での顧客評価も得られ、今後は量産化に向けて取り組む。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事業テーマは「ローコスト軽量金型を用いたディスプレイ器具の国内一貫生産体制構築」で、従来の製造体制との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの説明は薄い。
海外生産品(主に中国)と同等の製造価格を目標とし、従来金型より製造コストが1/2と見込める点や、主要顧客への聞き取りがある点から強み活用がうかがえる。
従来は海外生産品との価格差が課題と読み取れ、金型の共通化やローコスト化で解決を図る方向は示されるが、売上や付加価値の目標数値は書かれていない。
製造コストが1/2と見込まれる点は示されるが、付加価値額の増加や賃上げを実現する目標値は書かれていない。
芝浦工業大学との産学連携や社内での金型製作・試作成形体制が書かれ、担当者の1年間の取組も示される。ただし人材や事務処理能力の具体的記述は少ない。
環境配慮型の全バイオマスプラスチック製マネキンという差別化点と、三越伊勢丹での顧客からの好評価、環境配慮を方針とする顧客の期待が書かれている。
量産化に向けたローコスト軽量金型の高度化やブロー成形用金型の高度化が今後の課題として示されるが、具体的なスケジュールや解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
全パーツがバイオマスプラスチックで作られたマネキンは世界で初めてとされ、同分野で高付加価値化を図る取組として読み取れる。
温室効果ガス(主にCO2)の削減に貢献する点や、国内一貫生産によるものづくりの維持が示される。ただし雇用や波及効果の数値は書かれていない。
従来金型より製造コストが1/2と見込まれる点はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
機械成形と射出成形の導入やバイオマス材の採用による新たな製造方式がうかがえるが、デジタル技術や地域・サプライチェーンへの貢献は明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
千葉県八街市での事業実施が示されるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は読み取れない。
今後はローコスト軽量金型の高度化を図り、量産化に向けた取組みを開始する。ジョイントパーツ固定用ビスのバイオマス化も今後の課題である。
環境に配慮した取組みを社是としている顧客からは製品化への期待が大きく、世界でも他にない、環境配慮型国内生産品である事を社内外へ周知徹底し、製造部門へは製品化への具体的な取組みを行うよう指示しました。
公式の事例集より(原文のまま)
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃