顧客ニーズ対応し競争力を強化する為の塗装環境の改善及び増強
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
株式会社辺見製作所
| 事業者名 | 株式会社辺見製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 千葉県八千代市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1970年 |
当社はプラスチック金型を製作しており、主な取引先は医療メーカー、自動車メーカー、電気メーカーである。近年は顧客から精度の高い製品を求められ、3軸加工機では対応できない案件も出てきていた。また短納期の仕事も多く、リードタイム短縮が強く求められていた。従業員は5名で、売上高は6,000万円(平成30年度)である。
抱えていた課題
やったこと
5軸マシニングセンター(FANUC ROBODRILL α-D21MiA5)と5軸対応CAD/CAMを導入した。3軸機では切削工具が届かない場合や反転時に取付け誤差が生じる問題があったが、5軸機ではそれらの問題がなくなった。ワークの乗せ替え時間を短縮し、刃物の突き出し量を短く設定できるようにした。これにより精度の高い製品と短納期の実現につなげた。
| 加工機 | 5軸マシニングセンター(FANUC ROBODRILL α-D21MiA5) |
|---|---|
| ソフト | 5軸対応CAD/CAM |
3軸機で生じていた工具の届かない問題や反転時の取付け誤差がなくなり、高品質な製品に仕上がった。ワークの乗せ替え時間と刃物の突き出し量を抑えたことで、従来機より約15%のリードタイム削減を実現した。高精度と短納期により、安値を強みとする中国や韓国の金型メーカーに対して技術的に優位に立てるようになった。新規顧客の獲得にもつながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
プラスチック金型製作を主業とし、医療・自動車・電気メーカー向けの仕事が続いてきたことは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは記述が薄い。
中国・韓国の安値競合に対し5軸導入で技術的優位に立つ、高精度を強みに単価アップを図るとの競争優位の方向性が具体的に書かれている。
3軸機での工具到達性や反転時の取付誤差という課題を認識し、5軸導入で解消したとの記述があり、課題と設備の対応が明確である。
リードタイムを約15%削減できたと実績の数字が示されており、付加価値向上や単価アップの目標も示されているが、賃上げ目標は読み取れない。
従業員5名の小規模体制であることは書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述はわずかにうかがえる程度である。
医療・自動車・電気メーカー向けの高精度金型という製品価値と顧客層、高精度や短納期が選ばれる理由として具体的に整理されている。
今後の展望で平面研削盤の導入計画と無人運転による多台持ちを示すが、本事業の遂行スケジュールや中長期の課題検証の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
プラスチック金型業界で5軸マシニングセンタの普及率は低いとされ、最先端設備による高精度化で同分野の高付加価値化を図る点が具体的である。
国が補助する積極的な理由として、雇用創出や波及効果に関する記述はわずかにうかがえる程度で、明示的には書かれていない。
リードタイム15%削減という効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
5軸加工の導入によるものづくりの高度化はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示的には書かれていない。
医療機器や電子機器分野の精密金型に注力する方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
千葉県八千代市の地域企業として地域社会への貢献意識が述べられるが、地域特性を活かした付加価値創出の具体的記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2020年1月に最新平面研削盤の導入を決定している。平面研削盤による生産性向上とリードタイム短縮で生産能力を高め、新たな金型の開発や新規顧客の開拓につなげて売上増加を目指す。無人運転や熟練工のノウハウの標準化により、一人の従業員による多台持ちや技術の継承を進め、労働生産性の向上を図る。
「若さ」あふれる会社です。
公式の事例集より(原文のまま)
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
狭スリット部の加工精度を高めるため、デジタルマイクロスコープを導入し、同部の目視による計測と観察を行った。
最先端のワイヤー放電加工機を導入した。
効果:電極ワイヤー直径 0.2ミリメートル→0.05ミリメートル