津波対応型救命艇の開発
国土交通省の津波防災対策の要望を受け、四国運輸局が検討を始めた津波対応型救命艇の開発に、同社がガイドラインの作成で協力して開発を進めた。
株式会社シンフォディア・フィル
| 事業者名 | 株式会社シンフォディア・フィル |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 相模原市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2007年 |
当社はセンサーに関わるハードウェア・ソフトウェアの設計・開発を手掛ける企業で、代表の滝口氏は大手電子機器メーカーで先行開発エンジニアを務めた後に独立して設立した。本社のある山形と相模原の技術開発センターは、滝口氏が在籍した同社の工場や開発拠点があることから関連企業が集積しており、そうした企業との取引が売上の中心となっている。相模原の技術開発センターでは取引企業から持ち込まれる機器のカタログ用の特性測定も行っている。従業員は測定、ハードウェア、ソフトウェアなどそれぞれ専門分野を持つエンジニアで構成されている。
抱えていた課題
やったこと
周波数のゆらぎによって被測定物の挙動を測定する省電力・小型モジュールの試作品を開発した。モジュールにはデータの可視化と継続的な測定を可能にするソフトウェアを組み込み、無線通信に対応してデータを保存できるようにした。取り付けるセンサーを変更することで、インフラ設備からヒトや植物まで、あらゆる対象物の挙動を測定できるようにした。試作品は各種展示会に持ち込んでアピールを行った。
新しい製品・サービス:周波数のゆらぎで被測定物の挙動を測定する省電力・小型モジュール(試作品)
試作品によって当社の測定技術を形にして見せられるようになり、想定していなかった素材・設備・重機メーカーなどからの引き合いが生まれた。農業・園芸分野でも、さといもの挙動を測定する実験を行うなど事業化を検討している。試作品をベースにした顧客ごとのカスタマイズ費用や、特許出願後のロイヤリティ・開発費など、製品販売以外の収益の上げ方も可能になりつつある。相模原を起点に周辺の企業・大学・学生を巻き込んだネットワークを広げ、その中で利益をシェアしながら拡大する市場に対応している。
今後1年程度で、どの分野が事業として有望かを見極めたいと考えている。また、診断事業を一から請け負うソリューションの提供も可能ではないかと検討している。
国土交通省の津波防災対策の要望を受け、四国運輸局が検討を始めた津波対応型救命艇の開発に、同社がガイドラインの作成で協力して開発を進めた。
装置の高さを2.5m以内に抑えた小型真空フライヤーを開発し、家庭用コンセントに接続して使えるようにした。
効果:装置全体の高さ 4m→2.5m
トラクターと規格化されたケーブルで接続するとシステムが自動的に連動するISOBUS規格に対応したポテトハーベスターを開発した。