しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
株式会社三尾プレシジョン
成果加工時間 730分→210分
| 事業者名 | 株式会社三尾プレシジョン |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 22人 |
東日本大震災の復興に向けて宅地造成が進み、地震対策として地盤を強固に改良する工事が求められている。東京オリンピック開催によるインフラ整備や構築物の建設も進んでおり、その工事には三点式パイルドライバ(杭打機)が欠かせない。国内トップシェアのN社は数年先まで受注が一杯の状態と伺っており、その重要部品である油圧シリンダのピストンロッドは長尺のものが必要とされている。
抱えていた課題
やったこと
従来二分割で製作していたピストンロッドを一体で製作できるよう、森精機製作所製CNC旋盤SL-603BMC/4000を導入した。この旋盤は従来のNC旋盤より大型で、長尺の材料があれば最初から一体のピストンロッドを製作できる。フライス加工、二面幅加工、回し穴加工など、従来は別々の工程で行っていた加工をこの一台で代替できるため、加工時間も短縮できる。導入後は一本あたりの加工時間を従来の730分から210分へ短縮し、製造コストも従来の286,600円から247,028円に削減した。
一体加工により素材発注が簡素化し、溶接前の旋盤加工が不要になったことで加工不良を減らせた。溶接自体が不要になったため、溶接不良や折損の危険性も排除できた。加工時間とコストが大きく減り、生産性が向上して短納期受注品にも対応しやすくなった。
三点式パイルドライバは発展途上国のインフラ整備でも注目されており、南海トラフ巨大地震への地盤強化対策にも期待されているため、円安などの外的要因も含めて今後も受注の増加が見込まれると思われる。導入したCNC旋盤は他種のピストンロッドにも対応できる汎用性の高い機械であり、長尺の油圧シリンダを新規製作する際にも加工時間や材料コストの減少が見込める。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。