ものづくり補助金平成24年度石川県

医療用透明樹脂材料を対象とした半導体レーザクリーン接合機の試作開発

株式会社村谷機械製作所

この事例のポイント

  • 医療用部材の接合工程では、異物混入やゴミ発生を抑えて高い衛生性を確保することが課題となっていた。
  • 半導体レーザ装置の開発を目標に、レーザ加工ヘッドの試作とレーザ溶着実験を行った。
  • 接合機は超音波溶着に比べてゴミ発生がほとんどなく、衛生性に優れる。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社村谷機械製作所
所在地石川県 金沢市
業種生産用機械器具製造業
技術分野溶接
従業員数53人
設立1972年

事業の背景

同社は石川県金沢市に本社を置く機械メーカーで、従業員は53人である。得意分野は半導体レーザ接合機、化粧品・薬品・食品関係の加工機、球面仕上加工機、孔明加工機、各種自動機械、測定検査機、チェーン専用機などである。医療用部材の接合では、異物混入やゴミ発生の抑制が求められている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度医療用部材の接合工程では、異物混入やゴミ発生を抑えて高い衛生性を確保することが課題となっていた。

やったこと

半導体レーザ装置の開発を目標に、レーザ加工ヘッドの試作とレーザ溶着実験を行った。表面温度を計測できるよう加工ヘッドを改良した。その上で、半導体レーザクリーン接合機本体を試作した。医療用透明樹脂材料を非接触かつ高衛生で接合する装置とした。試作機は、超音波溶着技術に比べてゴミ発生がほとんどなく、従来に比べて製造コストが1/2以下、消費電力が1/10以下の半導体レーザ装置を使用する。

  • 加工機半導体レーザクリーン接合機

新しい製品・サービス:半導体レーザクリーン接合機

事業の効果

接合機は超音波溶着に比べてゴミ発生がほとんどなく、衛生性に優れる。従来より製造コストが1/2以下、消費電力が1/10以下の半導体レーザ装置を使うため、他のレーザ溶接機より低価格で販売できる。医療機器分野で有用性が認められれば、家電製品や自動車関連部品分野でも需要が高まり、適用できる市場が広がると考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。