南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
馬場化学工業株式会社
| 事業者名 | 馬場化学工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 金沢市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 145人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
当社はプラスチック成型品の製造・販売を主力とし、工業用トレーや食品用トレーなどを手がけてきた。主要取引先は三谷商事株式会社、共栄産業株式会社、株式会社マルアイなどである。食品業界では商品寿命が短く、ご当地商品や季節商品など小ロット商品の企画力が問われるようになっている。
抱えていた課題
やったこと
水菓子用新容器のデザインを金沢美術工芸大学との産学連携で開発し、中間プレゼンテーションで27デザインの提案を受けて絞り込んだ。絞り込んだデザインを当社で試作し、当社の金型製造技術と真空成型技術を用いて治具の製造や成型金型の改良を行い、成型品の精度を上げる最適化条件を導き出した。充填機および付帯設備については、食品に適した安全な材質かどうかを検証し、専門家の指導のもとで素材を選定した。充填機装着時のクリアランス等の設置条件を検証し、安定して充填・製造できる条件を探った。食品の腐食原因の一つとなるシールの剥がし強度について、石川県工業試験場などの指導のもと、強度と剥がしやすさを両立する条件を検証した。
| 加工機 | 容器成型機 |
|---|---|
| 加工機 | 小ロット水菓子充填機 |
| 金型 | 成型金型 |
| その他 | 充填機付帯設備 |
新しい製品・サービス:水菓子(ゼリー、水羊羹など)用新容器
小ロットに対応した新容器と充填システムの開発により、金沢駅内で販売しているゼリー商品「鼓の果」「涼菓 彩紙ふうせん」が昨年から販売好調となった。工場も夏季はフル稼働した。今後は付加価値の高い生産体制と品質を保ちながら、顧客が製造工程を見学できるモデル工場づくりを目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
真空成型トレー販売の実績や金型・成型技術の保有が書かれ、既存事業との連続性はうかがえる。経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
少量生産分野を狙うと書かれ、金型加工・真空成型技術を保有するとある。市場や競合との比較による優位性の記述は薄い。
従来容器は同じ容量・形状で差別化しにくいという課題は書かれているが、数値を伴う事業計画や成長効果の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
産学連携や石川県工業試験場の指導を受けた検証実験が書かれ、外部支援はうかがえるが、人材や事務体制の記述はない。
小ロット商品の企画力を活かす新容器を開発し、少量生産分野を狙うと具体的に記載されている。顧客層として全国菓子メーカーやJA等も挙げられている。
デザイン開発から試作、絞り込みまでの4段階工程が示されている。ただし期間や工程ごとの課題解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
水菓子容器は従来同じ形状が使われてきたとあり、形状を自在に変える小ロット容器システムは新しさがうかがえる。市場での水準の数値はない。
ご当地商品や地場の食文化を広く支援する、との記述があり地域性はうかがえる。雇用や波及効果の数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
金沢美術工芸大学との産学連携や、食品加工工場のモデル化が書かれている。デジタル技術の活用は記載がない。
小ロット・多品種の食品製造への対応が書かれ、食品業界の変化には触れている。日本経済の構造転換への言及は乏しい。
ご当地商品や地場商品、金沢の製品を扱い、地域の食文化を支援すると具体的に書かれている。地域の特性を活かした事業である。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
秋に向けて販売量が減ることから、販売先となる新たな店舗を探す必要がある。今後は高度な食品加工工場として、容器だけでなく実際の製品づくりにも関わっていく計画である。
安全安心を基本に、進みすぎず、遅れすぎず、有りそうで無いもの、出来そうでできないものに挑戦し続けます。
公式の事例集より(原文のまま)
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
加熱された商品を凍結冷凍庫に入れ、約30分で凍結を開始し、90分で商品の中心温度を−5℃以下まで下げ、その後−18℃まで急速凍結するクック…
効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる
多関節ロボットの先端に特殊光学ヘッドを搭載した外観検査ロボット「HS-IR100」を開発し、フィールドテストを経て製品化した。