金型資産のデータベース化により海外企業との差別化をはかり海外市場に販路拡大
平成24年3月にCNC三次元測定機を導入した。
株式会社アースエンジニアリング
| 事業者名 | 株式会社アースエンジニアリング |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 石川県金沢市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1996年 |
当社はサーマルリサイクル(燃料)用途のペレット成形装置を製造・販売しており、年間の売上高は2億5千万円から3億2千万円である。近年、廃棄物を製品原料として再利用するマテリアルリサイクル用途のペレット化について、引き合いと需要が増加している。当社の水平ダイス押出し式の成形装置は、原料を均一に混練して円柱状に成形できる点で、マテリアルリサイクル用途のペレット品質に有効だとしてユーザーからの問い合わせやペレット化試験の要望が増えていた。
抱えていた課題
やったこと
マテリアルリサイクル用途に対応するため、新型ペレット成形装置の試作開発に取り組んだ。定量供給機本体、減速機付モーター、制御盤を試作・改良して定量供給の条件を求めた。成形機本体は主軸回転数の可変化、ローラ直径の大型化、多層ダイスシステムの開発を行い、鶏糞堆肥、粉末状紙パルプ、汚泥乾燥品、廃プラスチックなど多様な原料で4mm〜20mmのペレットに成形できるようにした。ペレットサイズごとに分級機を製作し、未成形粉を分離できることを確認した。小型化した発泡セラミックスフィルターの脱臭装置を試作し、安価な集塵装置と接続して運転確認を行った。
| 加工機 | 定量供給機本体 |
|---|---|
| その他 | 減速機付モーター |
| その他 | 制御盤 |
| 加工機 | 成形機本体(ローラ大型化・多層ダイスシステム) |
| 金型 | 多層ダイスシステム |
| 加工機 | 分級機 |
| その他 | 小型脱臭装置(発泡セラミックスフィルター) |
| その他 | 集塵装置 |
新しい製品・サービス:マテリアルリサイクルに対応した新型ペレット成形装置
試作機と実験により、適正な金型形状、回転数、トルクの条件が確立された。客先ニーズに応じて多種のペレットを試作・評価できるようになり、現物を使った提案や装置の運用面を含む提案も可能になった。連続運転試験でコストパフォーマンスの高い新型機の仕様が定まり、小型脱臭装置で臭気が減り集塵装置のコストも下げられることが確認された。平成30年9月にショールームを開設し、試作機を移設して展示したところ来訪者が増えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
サーマルリサイクル用ペレット成形装置の製造・販売が本業で、マテリアルリサイクル用途への展開が課題として挙げられているが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
マテリアルリサイクル用途の引合い・需要増加を機会と捉えたと記載あり。ただし自社の強みとの関係や競争優位の具体的根拠は薄い。
課題1〜4を設定し試作で解決を図った経緯は読み取れるが、高付加価値化・成長に直結する事業計画の具体性は薄い。
売上高は年間2億5千万〜3億2千万円と示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されていない。
従業員15人の体制、石川県の工場での試作・運転、課題ごとの技術検証が具体的に記載されている。
ペレット径や物性の多様な要求に対応する点、未利用バイオマス500社・廃プラ200社の市場規模が示されている。
課題ごとの検証結果と成果は示されるが、今後の中長期スケジュールや課題解決方法の詳細は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
マテリアルリサイクル向けペレット成形の分野で、ニッチ分野への浸透を狙う点が示されるが、高付加価値化の具体的数値は薄い。
廃棄物処理業界から農林・畜産・食品など排出業者へ市場が拡大すると記載され、新たな需要創出の観点はうかがえる。
費用対効果を示す数値は記載されていないが、コストパフォーマンス向上や臭気・集塵コストダウンへの言及がある。
脱臭装置と集塵装置の組み合わせなど環境対策の工夫はうかがえるが、デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はない。
リサイクル分野での市場拡大への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する旨の記述はない。
石川県志賀町の工場と金沢市のショールームを拠点とし地域事業として展開しているが、地域経済への波及効果の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
従来のサーマルリサイクル分野に加え、マテリアルリサイクル分野のユーザー獲得を目指し、プラスチック成形加工分野でのシェア拡大も狙う。未利用バイオマス分野で500社、廃プラスチック分野で200社の市場が見込まれ、廃棄物処理業界から農林、畜産、食品、プラスチック製品製造・加工業などの排出業者へ拡大していく。
平成24年3月にCNC三次元測定機を導入した。
大型機と同じ機構で同等の分級性能を持つ小型のラボ用分級機を開発し、2機の試作機を完成させた。
地場産果実を原料とした新規清涼飲料の開発のため、果汁及び酸味料・糖類等を調合済みの溶液に炭酸ガスを圧入するプレミックス法を採用した設備を導…