ものづくり補助金平成24年度石川県

睡眠時無呼吸症候群を早期発見するためのスクリーニングシステム開発

株式会社コスモサミット

この事例のポイント

  • 専用装置による現行の診断は診察料が高く、多数のセンサを装着する必要があるため、受診する患者が非常に少ない。
  • 睡眠時のデータを収集・解析し、動画・音声データ収集用機器を試作するとともに、撮像アプリケーションを開発した。
  • 研究は進展したものの課題が残っているため、今後、追加の開発と臨床使用を行い、早期の実用化を目指す。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社コスモサミット
所在地石川県 金沢市
業種情報サービス業
技術分野組込みソフトウェア
従業員数94人

事業の背景

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が停止または低呼吸になる病気で、患者は昼間に強い眠気を覚えることが多く、重大事故を引き起こす社会的な問題となっている。現在の診断は診療所や専門の医療機関で専用装置を用いて行われているが、診察料が高く、各種センサの装着が必要なため受診者が少ない。当社の得意分野はソフトウェア開発で、繊維業や温泉旅館業、製造業などの地場産業を中心とするビジネスにも取り組んでいる。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • その他専用装置による現行の診断は診察料が高く、多数のセンサを装着する必要があるため、受診する患者が非常に少ない。
  • 新製品・新技術低コストで、装着するセンサを少なくした検知装置が求められていた。

やったこと

睡眠時のデータを収集・解析し、動画・音声データ収集用機器を試作するとともに、撮像アプリケーションを開発した。研究協力への同意を得て実際の臨床データを取得し、そのデータをもとにシステムを改良した。SAS検知アルゴリズムを構築し、試作アプリケーションの設計・開発を行った。さらに、スマートフォンアプリケーションの試作開発を行った。

  • その他動画・音声データ収集用機器
  • ソフト撮像アプリケーションスマートフォンアプリケーション試作

新しい製品・サービス:睡眠時無呼吸症候群を早期発見するためのスクリーニングシステム

事業の効果

研究は進展したものの課題が残っているため、今後、追加の開発と臨床使用を行い、早期の実用化を目指す。現在、SASの検知をスマートフォンで行う製品は見られないため、まずはスマートフォンでの検知の高精度化と対応端末の拡充に重点を置いて取り組んだ。これを足掛かりとして医療機器分野への参入を図る。数値による効果は示されていない。

今後の展望

早期の実用化を目指し、スマートフォンでの検知を足掛かりに医療機器分野へ参入する。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。