価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
山金工業株式会社
成果作業工数 1従来比→0.2従来比
| 事業者名 | 山金工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 福井市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 高機能化学合成 |
| 従業員数 | 158人 |
| 資本金 | 9,800万円 |
| 設立 | 1958年 |
山金工業は病院や福祉施設、学校で使われるドアや間仕切りの製造・設置を主力としており、有機溶剤を使わない粉体焼付塗装を長年手がけてきた。主な顧客である医療福祉施設や学校では環境や建築補修に関する基準が厳しくなる傾向にある。高齢化により医療福祉施設の需要は増え、学校など公共施設の老朽化に伴う建て替えや改修も進んでいる。平成27年度の売上高は60億8,650万円である。
抱えていた課題
やったこと
昇華転写印刷システムを導入し、オーダー柄をスキャンして分析し忠実に再現できるようにした。これにより標準色柄は10色以上に増えた。作業工数は従来の5分の1となり、コストを大幅に削減できた。真空転写機を同時に導入し、転写時の熱分布や圧力を均一にした。全面に均一に真空圧をかけることで、色柄の再現性と耐久性を高めた。切断や曲げなどの加工にも強い下地塗装を実現した。
新しい製品・サービス:標準色柄を10色以上に増やし、オーダー柄を忠実に再現した転写塗装のドアや間仕切り
オーダー柄の再現にかかる作業工数が従来の5分の1となり、コストを大幅に削減できた。真空転写機により色ムラのない高品質な転写が実現し、製品の不良率も大きく下がった。切断や曲げに強い塗装も実現した。電気代も半減し、品質アップとコスト抑制によって医療福祉施設や学校市場での競争力が大きく向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
粉体焼付塗装という長年の独自技術を活かし、昇華転写で意匠性を高める方向性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
標準色柄が10色以上に増え、オーダー柄もスキャンで再現できるとあり、医療福祉施設や学校向けの競争優位が具体的に読み取れる。
オーダー柄再現の作業工数が従来の5分の1、電気代が半減し不良率も下がったと書かれ、課題と効果が具体的に示されている。
作業工数5分の1、電気代半減など数値の成果はあるが、今後の付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
医療福祉施設や学校での色合い調和の需要、主要顧客像と選ばれる理由(品質とコスト)が具体的に書かれている。
今後の遂行方法やスケジュール、中長期の課題検証については本文にほとんど記載がなく、わずかにうかがえる程度。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来の粉体塗装の標準色柄を大きく増やし、高付加価値な意匠性を実現した点が、事例に具体的な数字とともに書かれている。
医療福祉施設の需要増や公共施設の老朽化対応の流れに触れているが、雇用創出や波及効果は具体的に書かれていない。
工数5分の1、電気代半減、不良率低下とコスト削減の数字が示され、費用対効果の高さが読み取れる。
昇華転写印刷システムや真空転写機の導入は読み取れるが、サプライチェーンや地域への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
福井県福井市の森田工場で事業を行うと書かれているが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
高齢化で医療福祉施設の需要は増え、学校など公共施設の建て替えや改修も進む流れにある。安心安全と意匠性を兼ね備えた製品は大きな武器になっていくとみられている。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
トランケーション総形電着砥石の技術を開発するため、デジタルマイクロスコープを導入した。