金型資産のデータベース化により海外企業との差別化をはかり海外市場に販路拡大
平成24年3月にCNC三次元測定機を導入した。
株式会社スワ
成果インプラントの最小径 1.5mm→1.2mm
| 事業者名 | 株式会社スワ |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 富士吉田市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 溶接 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 2003年 |
2003年に諏訪精密の第二工場から分社して始まり、ハードディスクや自動車部品を手掛けていた。リーマンショック後は多くの製品が海外へ移り、新たな道として医療分野を選んだ。動物用インプラントの製造受託を続けるうちに、自社で設計から手掛けることを目指した。
抱えていた課題
やったこと
動物病院の先生方に話を聞き、現場のニーズを把握したうえで試作を繰り返した。プレートに加工したネジ部とスクリューが一体化するロッキングスクリューを開発し、先端のセルフタップ機能によりタップ切りを不要とした。最小径1.2mmのスクリューを実現し、手術中に素早く運べるようキャリー用ドライバーを開発した。1つのドライバーで数種類のスクリューに対応できるようにした。細骨用髄内固定ワイヤーピンは先端に切れ刃のある1mm以下の細いチタン製として開発し、プレートとワイヤーピンを併用する手技を可能にした。サイズごとにチタンの陽極酸化処理で色分けし、現場での取り違えを防いだ。
新しい製品・サービス:ロッキングスクリュー、細骨用髄内固定ワイヤーピン
細い骨に対応した小径のロッキングスクリューと細骨用髄内固定ワイヤーピンを製品化し、従来になかった小径サイズを実現した。現在は動物病院や大学の獣医学部などで使用されており、使う先生から高い評価を得ている。また独自商標「TITAN LOCK」で、開発から製造、販売まで一貫して取り組む体制を整えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成15年の分社以降、精密加工技術を基に医療分野へ進出し、動物用インプラント製造を継続してきた経緯が具体的に書かれている。
輸入インプラントは最少径1.5mmが一般的とされる一方、小径1.2mmの製品を開発したとあり、差別化の方向は読み取れるが定量的な市場分析は乏しい。
小型犬の細い骨の課題を具体的に認識し、小径ロッキングスクリューと細骨用髄内固定ワイヤーピンを開発して解決を図っている。
公開されている事例からは読み取れません。
許認可取得に向けた社内体制構築に1年半かかったと書かれており、体制整備の取組は読み取れるが人材や事務処理能力の具体は薄い。
動物病院の先生方の声を聞き、サイズや形状のダメ出しを反映して改良を重ねたことが書かれ、ニーズの裏付けと選ばれる理由が示されている。
試作と改良を繰り返し、昨年11月から販売業を取得して開発から販売まで一貫して取り組むとあり、今後の方向は示されるがスケジュールは薄い。
設備投資をドーンと掛けたものの市場が獲れず事業継続に悩んだとあり、資金調達の見込みに関する記述はない。
最小径1.2mmのスクリューは、これまでにない小径として既存品の最少径1.5mmより細く、高付加価値の新規性が書かれている。
動物の骨折治療への貢献はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
陽極酸化処理による色分けで現場のミスを防ぐ工夫はあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
富士吉田市の立地が記載されるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出への言及は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
実際に使ってくださっている先生から『すごく助かってるよ』と言われた時は、こだわって開発してきたものが認められたんだなと実感しました
公式の事例集より(原文のまま)
平成24年3月にCNC三次元測定機を導入した。
マテリアルリサイクル用途に対応するため、新型ペレット成形装置の試作開発に取り組んだ。
2012年10月に実験用攪拌機を作成し、この装置を基にデータを収集した。