呼吸サイクルリアルタイムモニタリングによる高精度同調&高節約型デマンドバルブの開発
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
コミヤマエレクトロン株式会社
| 事業者名 | コミヤマエレクトロン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 山梨県南都留郡鳴沢村 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 真空 |
| 従業員数 | 80人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
同社は昭和58年に真空装置メーカーの配管製造を下請けとして始め、半導体装置メーカーなどの仕事を請け負う中で技術とノウハウを蓄積し、真空を軸にしたモノづくりへと進んできた。現在は液晶やソーラーパネルの製造用真空装置、粒子線治療などに使われる加速器の真空関連機器、人工衛星のテスト用真空システム、超大型の真空チャンバーなどを手掛けている。ほとんどが依頼主と設計から取り組む提案型の仕事で、手掛ける機器のほとんどがオリジナルである。一方、スマートフォンやタブレットのディスプレーは機能とデザイン性で急速に進化しており、カラーリング技術が課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
カラー塗装に代えて光学を活用した新しい成膜技術を開発した。光多層膜の構造色を利用して、RGB三原色を中心とした多様な色、黒色、白色を実現するため、光学膜の材料と膜厚分布を、技術提携企業から提供された技術を用いてVBAソフトで算出したシミュレーションを基に決定した。成膜はDCスパッタ装置によるマグネトロンスパッタ法で行い、通常の蒸着法では耐摩耗性が不足して剥離しやすいため、この方法を採用した。成膜対象は両面テープでカルーセルと呼ばれる基板台に固定して回転させ、ターゲットの成膜レートを安定させて均質でムラのない光学膜を得た。究極とされる純白の実現には約4ヶ月の実験を重ね、膜厚を計算して層を作り、光学測定器で計測してレシピを修正する作業を繰り返した。
新しい製品・サービス:高速スパッタリングによる新カラー成膜(薄膜)法を用いたカラースパッタリング装置
光学多層膜の成膜により、塗装や染色を使わずに、RGBをはじめとする多様な色や黒、白を表現できるようになった。全体の膜厚が薄いため部品の小型化と軽量化が可能になった。スパッタリングで成膜することで均質で良質な多層膜を得られ、コストの削減も実現した。
スマートフォンやタブレット、ウェアラブル機器のタッチパネル、ショウウインドウの装飾、化粧品容器など幅広い分野への提案を進めたいとしている。国内や台湾の展示会に出品し、引き合いは来ているが、まだ具体化には至っていない。
大手メーカーがやっていないところ、大手ではできないところを狙ってやってきました。さまざまな最先端技術を手掛けこいるので、秘密も多いんですよ
公式の事例集より(原文のまま)
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
窒素ガス等充填装置を付設した自動式パックシールマシンを開発した。
効果:クレーム件数 50件/年→0件/年
可視カメラと熱画像センサーを使ったホットメルト接着検査装置のシステム開発と製品プロトタイプシステムの開発に取り組んだ。