南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
塚田理研工業株式会社
| 事業者名 | 塚田理研工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 駒ヶ根市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | めっき |
| 従業員数 | 192人 |
| 資本金 | 3,750万円 |
| 設立 | 1963年 |
同社は1963年にプラスチックめっきの専門工場として設立され、1966年に世界に先がけてバレルによるプラスチックめっきの量産化に成功した。金型から成形、めっき、塗装・印刷、組立までの一貫生産体制を持ち、オーディオ、カメラ、家電、情報機器、自動車、航空宇宙など幅広い分野に製品を納めている。高級車レクサスLFAのインテリアやエクステリアのめっき部品も手がけている。
やったこと
樹脂めっき上にTiNを成膜して金色のハードコートを実現し、耐摩耗性に優れた金色のエンブレムを作れるようにした。車部品の外装に耐えうる耐食性を持つことも確認した。樹脂めっき上にTiO、CrOを成膜して青色の加飾を実現し、虹色の加飾も検討できるようにした。樹脂めっき上にCrCNを成膜して質感のよい黒色加飾を実現した。透明樹脂上にCr、Tiを成膜してハーフミラーを実現した。これらの成果を既存顧客に提案するとともに、HPや新聞でアピールして新規顧客と新規マーケットの開拓を進める。
| 加工機 | 真空成膜装置 |
|---|
新しい製品・サービス:金色のハードコート、青色・黒色の加飾、ハーフミラーを施した樹脂製品
真空成膜により、従来の湿式めっきや塗装では得られない耐摩耗性、耐食性、摺動性、透過性などの機能と、青色、赤色、金色、ピンク、虹色、黒色などの加飾を樹脂製品に付与できるようになった。金色のハードコートはエンブレムへの応用が見込め、青色・黒色の加飾やハーフミラーで製品のバリエーションが広がった。既存顧客への提案と、HPや新聞によるアピールで新規顧客と新規市場の開拓を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のめっき・塗装では得られない機能と加飾を真空成膜で実現し、金型から組立までの一貫生産体制を基盤にしている点は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
レクサスLFAのインテリア・エクステリアのめっき部品を手がけた実績や、色調サンプル帳による多彩な色づけが強みとして読み取れるが、市場動向との関係は示されていない。
令和元年にIoT化と超合理化に取り組む記述はあるが、本補助事業の課題認識や高付加価値化につながる計画内容は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
1963年設立、従業員192名、一貫生産体制の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述はない。
金色のハードコート、青色・黒色の加飾、ハーフミラーといった製品と、エンブレムや車部品への用途が具体的に示され、ターゲットと価値が読み取れる。
既存顧客への提案とHP・新聞でのアピールによる新規顧客開拓が示されるが、スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
真空成膜による金色ハードコート、虹色や黒色の加飾などを実現し、従来の湿式めっき・塗装では得られない機能と加飾を付与している点が具体的に読み取れる。
新規顧客獲得と新規マーケット開拓を掲げるが、地域経済や雇用への波及効果など国が補助する積極的理由は示されていない。
公開されている事例からは補助金投入額と付加価値増加の関係は読み取れません。
全自動めっきラインや排水の高純度回収など環境配慮の取組はあるが、本補助事業のデジタル技術活用やサプライチェーンへの貢献は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
駒ヶ根市に立地する企業であることは書かれるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
既存顧客への提案とHP・新聞でのアピールにより、新規顧客獲得と新規マーケット開拓を進める。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
新規に導入した高速自動裁断機は、生地を3cmまで重ね、吸引搬送裁断装置で生地を吸引したまま送って裁断する仕組みである。
効果:裁断時間(30枚重ね2型) 60分→7分