多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社清水刃物工業所
| 事業者名 | 株式会社清水刃物工業所 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 関市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1979年 |
主に家庭用・業務用包丁などを製造・販売し、プライベートブランド製品や各刃物会社のOEM製品も手掛けている。替刃包丁サービスも提供し、顧客との継続的な信頼関係づくりに力を入れている。消費者の価値観が多様化しECが活性化する中、刃物業界では品物の個性化・高付加価値化と小ロット多品種化・短納期化が求められていた。食品加工業者から管理ナンバーや使用者名のマーキング依頼が増え、食の安全意識の高まりから薬品・インクを使わないマーキングの要望も強かった。
抱えていた課題
やったこと
レーザーエッチング加工機を新しく導入した。CADデータ等を刃部・柄部に正確に表現するための試作を繰り返し、技術力の向上を図った。CAD形式(DXFデータ)に対応した加工技術を習得し、様々なデザインを用いた鮮明でエッジの際立つマーキング加工を、金属製の刃部・柄部や樹脂・木の柄部に施せるようになった。レーザーマーキングは薬品・インクが不要で安全性が高く、製版や冶具の製作・セッティングも不要である。ピザカッター等の特殊形状刃物やタイ語等の特殊文字にも対応できるようになった。
| 加工機 | レーザーエッチング加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:「名入れチケット」(500円/回)
レーザー加工により薬品・インク・製版・冶具が不要となり、加工時間を大幅に短縮して短納期に対応できる生産体制を確立した。刃物1本からの名入れ・文字入れサービスが可能になり、商品の付加価値を高めた。自社ショッピングサイトでは名入れチケットの新サービスを展開し、個人顧客の要望にも応えられるようになった。安全性の高い加工により食品加工業者などの要望にも応えられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の刃物製造・OEM・替刃サービスから名入れサービスへ転換したと記載され、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の明確な位置付けの記述は薄い。
顧客の要望(食品加工業者の管理ナンバー、調理師学校の氏名入り包丁)と食の安全意識の高まりに触れているが、競争優位の根拠となる数値や比較は示されていない。
課題として薬品・インク不要のマーキング技術と小ロット多品種化・短納期化を挙げ、レーザー加工機導入で解決する流れが具体的に書かれている。
付加価値向上や短納期化の方向性は書かれているが、目標値や賃上げの数値目標は示されていない。
試作の繰り返しによる技術力向上の記載はあるが、人材や事務体制を具体的に示す記述は見当たらない。
ターゲットは個人の贈答需要や調理師学校・食品加工業者とされ、名入れチケット500円/回など具体的な提供内容と顧客要望が示されている。
試作の取組を繰り返し技術力を高めたとあるが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ピザカッター等の特殊形状刃物やタイ語等の特殊文字対応など、一般的でない高付加価値化を図る内容が具体的に書かれている。
地域の刃物産業への言及はあるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由の記述は少ない。
加工時間の大幅短縮と短納期対応は書かれているが、補助金投入額に対する付加価値増加額などの数値は示されていない。
レーザーエッチングのデジタルデータ活用(DXFデータ)と食品業界への対応は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
関市の刃物製造という地域性は読み取れるが、地域経済の成長や雇用創出への言及は具体的ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
ウォータージェットカッターのノズルを試作・改良し、ソフトウェアのプログラムをカスタマイズした。
効果:加工精度 0.1mm→0.05mm