多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社田口石材
成果笠加工の工程時間 6日→2.5日
| 事業者名 | 株式会社田口石材 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 中津川市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 鋳造 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
1949年の創業以来、鳥居・墓石・門柱などの石材加工を行い、中でも鳥居加工は三千基余りの実績がある。大学等と連携して研究開発を続け、高強度免震構造を開発して実用新案登録した。全国の神社鳥居の耐震化に取り組んでいるが、耐震強化のコストが納入価格に上乗せされる。
抱えていた課題
やったこと
ワイヤーで曲面を切る工作機械「ワイヤーソー」を導入し、その工程をプログラミング化した。一度セッティングして加工を始めれば職人が付き添う必要はない。笠加工では、斜め切断・削り取り切断が必要だった工程を一体切断に改良し、従来6日間かかった工程を2日間半で行えるようにした。沓加工ではコアビットで穴あけして残りを手加工で切り取っていたが、これも一体切断を可能にした。
| 加工機 | ワイヤーソー |
|---|
ワイヤーソーの導入により笠加工と沓加工の一体切断が可能になり、加工時間と加工日数が削減された。省力化によって製造コストを下げ、職人の負担も軽減した。これにより安全性が高く高品質な鳥居をお値打ち価格で継続的に提供できる生産体制を確立した。若手職人への技術伝承やマニュアル化も進んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に約200件の耐震化工事、三千基余りの鳥居加工実績があり、耐震鳥居事業の継続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
全国からの耐震化依頼が増加傾向と記載され市場動向はうかがえるが、競争優位性を示す数値や比較は書かれていない。
職人の引退増加という課題を示し、ワイヤーソー導入で笠加工の工程を6日間から2日間半へ短縮したと具体的に書かれている。
笠加工を6日間から2日間半、以前4日間を1日半にするなど、工程日数の具体的な短縮目標と実績が示されている。
若手職人への技術伝承やマニュアル作成、全国の施工者への直接指導が記載され体制はうかがえるが、人員配置や事務処理体制は薄い。
耐震鳥居をお値打ち価格で提供する価値と安全性は述べられているが、顧客ターゲットの整理や選ばれる理由の裏付けは具体性が薄い。
若手への技術伝承やマニュアル化の取組開始は書かれているが、中長期スケジュールや課題解決の具体的方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
全国唯一の耐震性切削加工技術や高強度免震構造の実用新案とあり、高付加価値化は読み取れるが、市場水準との比較データはない。
地震による神社石造物の老朽化と安全確保の公益性は示されるが、雇用創出や波及効果の数値は書かれていない。
加工時間を4日から1日半、6日から2日間半に削減しコストを下げた実績が数値で示され、費用対効果の一端が読み取れる。
ワイヤーソーによる機械化と全国の施工者への技術伝承は示されるが、デジタル技術の活用度合いや地域連携の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の神社境内をコミュニティの場として復権させる目標が示され、地域の特性を活かす取組はうかがえるが、経済成長への寄与は数値で示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
フィールドワンに依頼し、当社の業務内容に即したバーコードシステムを製作した。
効果:工場の見回り回数 10回/日→3回/日