おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
有限会社後村建具工場
| 事業者名 | 有限会社後村建具工場 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 八戸市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1971年 |
弊社は木製建具・家具の製造やメンテナンスを行っている。これまで熟練工の経験や技術といった属人的ノウハウに頼ってきた。近年は熟練工の高齢化と後進の育成不足により、製造環境の改善が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
課題解決のため、デジタル入力方式で自動運転が可能な8尺パネルソーと、スイッチ操作で鋸の傾斜角度を指定できるスライドソーの2機種を導入した。8尺パネルソーは立型フレームの特色を生かして工場の壁面側などに設置でき、大判材のラフカット、直線切断、小割切断、切断面を基準とした直角切断が可能である。ドロップリターン方式により安全な切断加工の効率化を図れる。スライドソーは被切断材を作業台上でスライドさせ、電動丸鋸とモーターのユニットで鋸刃が作業台と直交する90°の位置から、最大45°まで傾斜切断できる。これら2機種を活用した作業標準書も作成・整備した。
| 加工機 | 8尺パネルソー |
|---|---|
| 加工機 | スライドソー |
2機種の加工能力を引き出すテスト稼働を行い、切断精度や操作性を確認した。その結果、サイズと仕上り精度のばらつきがなくなり、高精度な加工が可能なことを確認した。設備導入により品質と生産性が向上し、コストダウンも可能になった。さらに尺とメートルの両規格に対応できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
木製建具・家具の製造やメンテナンスを行い、属人的ノウハウへの依存を課題と認識しているが、過去の取組との連続性までは書かれていない。
失注や短納期対応の課題が書かれる一方、市場動向や自社の競争優位の記述はわずかにうかがえる程度である。
熟練工の高齢化、精度・時間のバラつき、コスト・短納期の課題を認識し、パネルソー等の導入と作業標準書で解決を図る計画が具体的に読み取れる。
精度や生産性の向上は述べられるが、付加価値額や賃上げの目標値は数字で示されていない。
若手技術者の育成や雇用維持への注力は書かれるが、従業員10名規模での遂行体制の詳細は薄い。
オーダー家具・量産建具・店舗向け量産品など顧客像は示されるが、選ばれる理由の整理は具体性が薄い。
テスト稼働で精度を確認し、作業標準書を整備したとあるが、中長期のスケジュールや課題解決の段取りは薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
尺・メートル両規格への対応は書かれるが、同分野での高付加価値化・高価格化を示す記述は乏しい。
地域の製造業における雇用維持や若手育成への言及はあるが、国が補助する波及効果は具体的に示されていない。
品質・生産性向上とコストダウンが可能になったと書かれるが、補助金額に対する効果の数字は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
八戸市の地域事業者として雇用維持や受注拡大を目指す旨は書かれるが、地域成長への牽引効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
以前は生産能力の限界により失注していたオーダー家具、量産タイプの家具・建具、木工製品の発注先へ営業活動を行い、受注確保と新規取引先の獲得による受注拡大を目指す。短納期が求められる店舗・施設向け量産品にも積極的に営業する。また、雇用の維持と若手技術者の育成に注力する。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。