回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社奥山メリヤス
| 事業者名 | 有限会社奥山メリヤス |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 寒河江市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 1,750万円 |
| 設立 | 1951年 |
創業時は完全な下請けで、OEMのみからスタートした。繊維・ニット業界はOEM、相手先ブランドの製品づくりだけでは収益性に限界がある。下請け体質から脱却し、自社ブランド事業の割合を増やしつつあるが、既存の機械は老朽化していた。
抱えていた課題
やったこと
最新式の編み機を導入し、当社の伝統的なハンドメイド技術と組み合わせて、立体造形編込み技術の確立に取り組んだ。自社ブランド「BATONER」の商品開発で試作を重ね、立体造形が可能な製品づくりを進めた。導入した機械により、立体造形編込み技術が確立された。
| 加工機 | 最新式編み機 |
|---|
新しい製品・サービス:自社ブランド「BATONER」の立体造形編込みを用いた超立体的なニット製品
最新式の編み機により、立体造形編込み技術が確立され、試作開発で立体造形が可能になった。自社ブランド「BATONER」は百貨店、専門店、セレクトショップ等で展開され、顧客から好反応を得ている。顧客の反応が工場に直接伝わり、作り手のモチベーション向上という成果も現れている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時の下請けから自社ブランド「BATONER」へ広げる流れと、立体造形編込み技術を今後の展開の柱とする方向性は読み取れる。
OEMのみから自社ブランドへ移行中で、高品質・ハンドメイドと機械の融合を強みとする記述はあるが、市場動向の分析は薄い。
下請け体質からの脱却という課題と、付加価値を追う方針は示されているが、具体的な数値目標や計画の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員40名、創業昭和26年とあるが、補助事業を遂行する体制や人材配置についての記述はわずかである。
消費者が身につけた際に違いが一目でわかる立体感・深みを製品価値とし、百貨店や専門店での好反応を挙げている。
立体造形編込み技術の確立を目指すと書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
立体造形編込みを一つのジャンルとして展開する方針と、ステータスの高いブランド志向は読み取れるが、市場での水準の数値はない。
若年層への魅力ある工場ブランドによる地域創生や、地元寒河江への雇用還元がうかがえる程度である。
公開されている事例からは読み取れません。
最新式機械と伝統技術の融合による製品開発はうかがえるが、デジタル技術の活用や地域イノベーションへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
山形・寒河江の地で工場を基盤に自社ブランドを展開し、地元への雇用還元と地域創生を掲げている点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自社ブランド事業とOEM事業のバランスをとり安定経営を図り、社員に還元できるようにすることを目指す。若年層に魅力あるファクトリーブランドを提供し、地元寒河江に人を呼び寄せることを夢としている。世界を視野にオンリーワンを目指していく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%