自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
内池醸造株式会社
成果味噌の塩分 12%→8%
| 事業者名 | 内池醸造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 福島市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 設立 | 1861年 |
文久元年(1861年)創業の醸造元で、キッコーツル醤油、キンサン味噌を製造している。味噌・醤油は老舗として長く製造してきたが、加工品(調味料類)は小ロット多品種で対応していた。味噌、醤油、ドレッシングなどの調味料類の市場規模は1兆6,000億円といわれ、かつての基礎調味料中心からメニュー専門型の調味料が主流になり、消費者の味覚も変化している。
抱えていた課題
やったこと
新規醸造食品を原料とした調味料の開発と効率的な製造体制の確立に取り組んだ。味噌の塩分は通常12%程度だが、加工適性を高めるため塩分8%程度の低塩味噌の試作を行い、腐敗の危険性を考慮して塩分濃度・麹歩合・水分調整を検討した。醤油は通常の濃口醤油で窒素成分1.7%前後だが、試験醸造で2.1%以上の高窒素醤油を開発した。製造には斜軸ニーダー、粉体と液体を連続的に混合する原料混合設備、4,000Lの調合タンクを導入し、斜軸ニーダーは昇温速度が早く安定して殺菌でき、軸封がないため生菌数の低減と他製品へのコンタミネーション防止に役立つ。原料混合設備と調合タンクにより、加熱処理なしで液体原料と粉体原料を混合しながら溶解できるようにした。
| 加工機 | 斜軸ニーダー |
|---|---|
| 加工機 | 原料混合設備 |
| 加工機 | 調合タンク(4,000L) |
新しい製品・サービス:新規醸造食品を使用した調味料
試作を重ね、低塩味噌と高窒素醤油の開発に成功し、多用途に活用できる醸造食品の開発と効率的な製造体制を構築した。味噌は品質上問題なく配合を設定できた。一方で高窒素醤油は製造120日目に着色が進んだため、発酵管理の検討が今後の課題として残った。設備導入により効率的な生産方法と衛生面が確保され、既存の製造商品全体の生産性向上と商品競争力の向上が期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
文久元年創業以来150余年の醸造が続き、新規醸造食品の開発を中核とした調味料事業への拡大が事業の流れとして示されている。
市場規模1兆6,000億円や、メニュー専門型調味料の主流化・味覚変化を外部環境として挙げ、競争力強化を狙うと述べている。
小ロット多品種から大ロットへの転換が課題と明示され、斜軸ニーダーや4,000Lの調合タンク導入で解決を図っている。
高付加価値化や賃上げの目標値は書かれておらず、販売促進や商品競争力の向上に期待するという定性的な記述にとどまる。
試作を重ね改善点に対応した経緯は書かれているが、人材や事務体制についての記述は見当たらない。
低塩味噌は塩分8%、高窒素醤油は窒素成分2.1%と数値で特徴を示し、1,300種の調味料と大手との競争を踏まえ顧客価値を説明している。
120日目の着色という課題を示し、今後の発酵管理の検討や生産設備全体の最適化など、解決方法と次の段階が書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
市場は1兆6,000億円規模だが、同分野で高窒素醤油など従来より高水準の旨味成分を持つ商品開発を目指している。
地域雇用や波及効果について直接の記述はなく、伝統醸造の継承や商品競争力向上の意義がうかがえる程度である。
補助金額や付加価値額の増加は示されず、生産性向上が既存商品全体に及ぶとの定性的な期待のみが書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
メニュー専門型調味料への市場変化に対応する点に触れるが、日本経済の構造転換への言及はうかがえない程度である。
福島市の老舗醸造元として伝統を活かした商品開発を行う点は読み取れるが、地域の雇用や成長への効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
生産設備全体の最適化や新規醸造食品を使用した商品の販売を進め、品質・価格面の優位性を生かして販売促進を行う。1,300種の加工調味料を製造しており、主力商品の育成と大ロット製造により大手企業との競争にも対抗していく。新規醸造食品は単品販売や加工原料としての販売も検討している。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。