おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社会津工場
成果バリの高さ(CP値) 1.38CP→1.83CP
| 事業者名 | 株式会社会津工場 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 福島県南会津郡只見町 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
当社は自動車エンジン部品などの高精密・複雑形状のダクタイル鋳鉄鋳物を得意とし、月産100万個を供給している。鋳物業界の海外シフトに伴い、国内ではシンプルな形状の製品づくりが減ってきている。一方、海外で対応できない高難度な鋳物生産は引き続き堅調な需要が見込まれる。
抱えていた課題
やったこと
小型工具を搭載した自動グラインダー機を導入し、自動車エンジン部品などの鋳造で生じるバリの取り除き作業を機械化した。研削面は0.3mm以下の管理幅を満たす必要があり、検証で導かれた問題解決の視点に基づいて設備投資を行った。大手自動車メーカー向け製品では、手作業で2工程を要していた仕上げを、自動グラインダー機の導入後は1工程に集約した。
| 加工機 | 自動グラインダー機 |
|---|
自動グラインダー機の導入により、研削面の品質が向上し、バリの高さはCP値で1.38から1.83へ33%向上した。大手自動車メーカー向け製品では仕上げ工程を2工程から1工程に集約でき、作業工数が大幅に削減された。タクトタイムも大幅に短縮され、生産性は5倍に高まった。研削面の精度向上がアピールポイントとなり、量産仕様への採用が決定している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鋳造から切削までの一貫工程と自動車部品の供給実績が書かれ、過去からの事業の延長として自動グラインダー導入が位置づけられている。
薄肉・軽量化や高精密な複雑形状の鋳物が強みと書かれ、海外シフトの中で高難度品が堅調と述べられている。
手作業2工程を1工程に集約、タクトタイム大幅短縮、生産性5倍と課題と効果が具体的に示されている。
バリ高さCP1.38→1.83で33%向上、生産性5倍、月4,000~5,000セットの受注と数字で目標と実績が示されている。
熟練工の手作業から機械化したことは書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の記述は乏しい。
研削面の精度向上が自動車メーカーの量産仕様採用で評価され、顧客ターゲットと選ばれる理由が示されている。
来年夏から再来年に約3倍へ増産し、2台目・3台目を増設する時期と方法が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
鋳造のバリ取り工程の機械化で、同分野で高水準の品質を目指す点はうかがえるが、高付加価値化の数値は限定的。
海外シフトで国内の鋳物需要が変化する中で、雇用や波及効果に関する記述はわずかにうかがえる程度。
工数2工程から1工程、生産性5倍、バリ高さ33%向上と、設備投資に対する効果が数字で示されている。
自動グラインダーの導入はわずかに自動化を示すが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
自動車部品の鋳物製造から生活・レジャー、建築資材への多角化が述べられ、わずかに成長分野への進出がうかがえる。
福島県南会津の地域で事業を展開し、受注増と増産で雇用に関わる可能性があるが、地域経済への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
1ヵ月に4,000~5,000セットのオーダーが入り自動グラインダー機の稼働率は70~80%のため、来年の夏から再来年にかけて約3倍への増産を計画している。自動グラインダー機も2台目、3台目を増設する構想である。生活・レジャー関連や建築資材の分野も対象に、高精度鋳物の多様化と商品化を進める予定である。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分